[TEBIKI]MobaXTerm を用いた SSH サーバへのログイン

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概要

このページでは主に ITPASS 実習の実習生がレポート作成のため, 自宅から ITPASS サーバにアクセスして作業を行う環境を整える方法を解説しています. その方法はいくつかありますが, ここでは Windows ユーザのために MobaXTerm を用いた方法を紹介します.

http://www.elc.ees.saitama-u.ac.jp/CAD/PCsettingPublicKey.html

必要な作業

MobaXTerm のインストール

MobaXTerm からインストーラをダウンロードし, 接続元の計算機にインストールを 行ってください.

無料版で十分でしょう.

MobaXTerm での鍵の生成

下の手順で SSH の鍵を生成します.

  • MobaXTerm を起動
  • [Tools] の中の [MobaKeyGen (SSH Key generator)] を選択
  • "Parameters" 欄で "RSA" を選択し, "Number of bits in a generated key" 欄に 4096 を入力する.
  • [generate] をクリック
  • 鍵を生成する際に "Key" のスペース内でカーソルを適当に動かす
    • カーソルを動かすことで, 鍵生成の進行度を表すバーが伸びていく
  • [Save public key] と [Save private key] をクリックしてそれぞれの鍵を保存.
    • 保存先はどこでも構いませんが, 保存場所を覚えておきましょう.
    • なお, よくあるファイル名はそれぞれ公開鍵が id_rsa.pub, プライベート鍵が id_rsa です.
  • 終ったら閉じてください.

MobaXTerm で生成した公開鍵のサーバへの設置

鍵の設置方法は基本的に Unix 系 OS でのサーバへの鍵の設置 と同様です. 公開鍵ファイルの中身をコピーして, gate登録システムのページから ITPASS サーバへ設置します

まず以下のように公開鍵ファイルの中身を開き, コピーします.

  • 公開鍵ファイルの開き方
    • 上記で作成した公開鍵ファイルの中身を見るためには, ファイルを右クリックし, 「プログラムへから開く」→ 「プログラムの選択」を選び, 一覧表示されるプログラムの中から, 「メモ帳」または「Notepad」を選んでください.

接続先の計算機が ITPASS サーバ の場合には, 以下のようにコピーした公開鍵の中身を貼り付けてください.

  • gate 登録システムの登録または更新/変更窓口を開きます.
    • 「ユーザ・グループ登録」の「更新/変更」ページへ進み「公開鍵」の欄に公開鍵ファイルの中身を貼り付けてください.
    • 公開鍵の設定方法で「追加」を選択してから「submit」を押すと完了です.
      • ここで「上書き」を選択すると, 今までに設置した鍵が消えてしまいます.

MobaXTerm からのログイン

  • MobaXTermを起動します.
  • [Session] をクリックします.
  • 表示された Session settings では下のように設定します.
    • [SSH]
      • Remote host : 接続先のホスト名 ITPASS サーバへログインする場合は itpass.scitec.kobe-u.ac.jp と入力.
    • [Advanced SSH settings]
      • Use private key をチェックし, 先ほど作成した秘密鍵のファイルを選択.
  • Session Settings を閉じます.
  • 作成した Session から接続先ホスト名の欄をダブルクリックして接続します.

よくある質問

  • MobaXTerm で生成した公開鍵を貼り付けようとしたところ, 「公開鍵はロックされています」と表示されました.
    • 公開鍵のロックと解除を参照してください. 自宅から ITPASS サーバにログインしようとしている場合は, まず情報実験機から ITPASS サーバにログインして自分でロックを解除し, 自宅の計算機から貼り付けを行ってください.