[Memo2014][ITPASS] gate-toroku-system のインストールと設定

作業用アカウントの作成

  • gate-toroku-system 管理用アカウント: gate を作成した. ユーザ ID は 500 とした.

    # adduser --uid 500 --disabled-password gate

    登録の際, フルネームは「Administrator of gate-toroku-system」とした.

  • gate グループに gate 管理者を加えた.

    gate 管理者は, [ITPASS2012]gate-toroku-systemの開発とメンテナンスに書かれている開発メンバーと, gate のインストールを行ったメンバー(ryohori, mmiyuki)とした.

必要なソフトウェアのインストール

gate に必要なパッケージをインストールした.

パッケージの確認

dpkg コマンドを用いて, 必要なパッケージがインストールされていることを確認した. 以下に示す実行例の "hoge" をパッケージ名に読み替えて実行した.

$ dpkg -l | grep hoge
  • 必要なパッケージ: perl-suid, rsync, wget, htroff, cvs, libjcode-pm-perl, libcrypt-passwdmd5-perl, libdatetime-perl, libdatetime-format-strptime-perl
    • perl-suid, htroff が存在しないと表示されたが, htroff は ika サーバの /home/murashin 以下に置いてあったものをコピーした.

gate ユーザ宛のメールを転送する

  • /home/gate/.qmail に管理者のメールアドレスを書き込んだ.

    # vi /home/gate/.qmail
    
    &itpadmin

gate-toroku-system のソースの取得と展開

ika の /home/gate から gate-toroku-system のソース(gate-toroku-system.tar.gz) を tako の /home/gate にコピーし, 展開した. 展開は以下のコマンドで行える.

$ tar xvfz gate-toroku-system.tar.gz

設定ファイルの編集

gate.conf

ika の /etc/gate/ の下から gate.conf をコピーし /etc/gate/ の下に置いた. gate.conf 内の $DBSERVER を以下のように編集した.

$DBSERVER = “tako-itpass.scitec.kobe-u.ac.jp";

また, %DB_SHARE_HOSTS が以下のようになっていることを確認した.

%DB_SHARE_HOSTS = (
                'ika-itpass.scitec.kobe-u.ac.jp','wheel:itpadmin'
#               'dennou-k.kugi.kyoto-u.ac.jp','wheel:dcstaff',
#               'dennou-h.ees.hokudai.ac.jp','wheel:dcstaff',
#               'dennou-q.geo.kyushu-u.ac.jp','wheel:dcstaff'
          );

gate-user.conf

同様にして gate-user.conf をコピーし, $WHEELUSER が 'itpadmin' になって いるか確認した.

$WHEELUSER = 'itpadmin';

gate-toroku-system CGI を動作させるための apache2 設定

CGI の動作に関して, apache2 の設定を確認した.

  • apache を動作させるユーザ, グループ

    • apache がどのユーザ, グループの権限で動作するかは /usr/local/apache2/conf/httpd.conf 内の「 User 」 と「 Group 」で指定される.

    以下はその一例.

    User www-data
    Group www-data
  • 「 User 」,「 Group 」に指定されているユーザやグループが gate.conf の
$CGIUSER に指定されているユーザと一致していることを確認した.

   $CGIUSER = "www-data”;
  • /usr/local/apache2/cgi-bin/ の CGI が動作するために /usr/local/apache2/conf/httpd.conf で下記の記述があることを確認した.

    </IfModule>
    
    <IfModule cgid_module>
    #
    # ScriptSock: On threaded servers, designate the path to the UNIX
    # socket used to communicate with the CGI daemon of mod_cgid.
    #
    Scriptsock cgisock  # <-- この行のコメントアウトを解除し, 有効にする
    </IfModule>
    
    #
    # "/usr/local/apache2/cgi-bin" should be changed to whatever your ScriptAliased
    # CGI directory exists, if you have that configured.
    #
    <Directory "/usr/local/apache2/cgi-bin/">
        AllowOverride AuthConfig Limit
        Options +ExecCGI +FollowSymLinks +IncludesNoExec
        Require all granted
    </Directory>
    • さらに, /usr/local/apache2/conf/httpd.conf において, 以下の行もコメントアウトを解除し, 有効にする.

      LoadModule cgid_module modules/mod_cgi.so

make とインストール

make とインストールを行った.

# su gate
$ cd ~gate/gate-toroku-system/
$ perl ./config.pl
$ make

$ exit

$ sudo -s
# cd ~gate/gate-toroku-system
# make install

cgi のシンボリックリンク作成

/usr/local/gate/lib/cgi-bin 以下にインストールされる cgi のシンボリックリンクを /usr/local/apache2/cgi-bin 以下に作成した.

# cd /usr/local/apache2/cgi-bin
# ln -s ../../gate/lib/cgi-bin/gate-*.cgi .

gate-db-to-sudoers の編集

  • /usr/local/gate/sbin/gate-db-to-sudoers を Defaults で始まる 4 行を追加し, 以下のようにした.
# This is /etc/sudoers file, generated by gate-db-to-sudoers.
# If you are to edit this file, do not edit it directly.

Defaults        env_reset
Defaults        mail_badpass
Defaults
secure_path="/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/
Defaults        mailfrom=root

root   ALL=(ALL) ALL

実行ファイルへのパスの設定

インストールした gate-toroku-system の実行ファイル群へパスを通した.

マニュアルへのパスの設定

/etc/manpath.config に以下の行を追加した.

MANDATORY_MANPATH                             /usr/local/gate/man/ja
MANPATH_MAP        /usr/local/gate/bin        /usr/local/gate/man/ja
MANPATH_MAP        /usr/local/gate/sbin       /usr/local/gate/man/ja
MANDB_MAP          /usr/local/gate/man/ja     /usr/local/gate/man/ja

Web インターフェースのチェック

  • https://tako-itpass.scitec.kobe-u.ac.jp/~gate/ にアクセスし, gate 登録システムのインデックスページが見えるか確認した.
  • 上記のページからリンクされている個人申請(https://tako-itpass.scitec.kobe-u.ac.jp/cgi-bin/gate-user-apply.cgi) などに移動し, CGI が動作しているかチェックした.

ユーザの作成

root ログインの準備

以下の作業では ika から tako へ root ログインする必要がある. そのため, root ログイン用の鍵の生成・設置と root ログインの許可を行う.

鍵の生成と設置

root ログイン用の鍵を作成・設置する.

  • ika に残った, 再構築前の tako の情報を削除
    • ika の /root/.ssh/known_hosts の中の tako に該当する行を削除する

      ssh-keygen -F tako-itpsass.scitec.kobe-u.ac.jp

      で何行目に該当すかが表示される

      #Host tako-itpass.scitec.kobe-u.ac.jp found: Line 4 type RSA

      と表示されたので4行目を削除した

  • ika で 鍵を生成する
    • 鍵の置き場とファイル名は, デフォルトの /root/.ssh/id_rsa とした
    • パスフレーズは空にする

      ika-itpass# ssh-keygen -t rsa
  • 公開鍵の設置

    ika で作成した公開鍵 ika:/root/.ssh/id_rsa.pub を tako:/root/.ssh/authorized_keys にコピーする. ika:/root/.ssh/id_rsa.pub の内容を cat 表示し, メールで tako に送信する.

    /root/.ssh/authorized_keys のパーミッションを変更した

    tako-itpass# chmod 600 /root/.ssh/authorized_keys

    authorized_keys に改行が残っていたので削除した

root ログインの許可

  • tako への root ログインの許可を設定する

    # vi /etc/ssh/sshd_config
    
    PermitRootLogin yes
            :
    PasswordAuthentication no
            :
    UsePAM no

    ssh デーモンを再起動する.

    # /etc/init.d/ssh restart

ユーザデータベースのコピー

ika の /home/gate/userdb を tako の /home/gate/userdb にコピーする

  • まず, -n オプションを付けて rsync の動作チェックを行う.

    ika-itpass# rsync -n -av -e ssh --delete /home/gate/userdb/ tako-itpass:/home/gate/userdb/

ここで一度うまくいかなかったのでもう一度 ssh-keygen -F コマンドで確認したところ, まだ構築前の tako の情報が残っており

#Host tako-itpass.scitec.kobe-u.ac.jp found: Line 3 type RSA

と表示されたので /root/.ssh/known_hosts の 3 行目を削除した. このあともう一度動作チェックを行ったところ問題なかった.

  • 実際にコピーを行った.

    ika-itpass# rsync -av -e ssh --delete /home/gate/userdb/ tako-itpass:/home/gate/userdb/

root ログインの設定を戻す

tako への root ログインを不許可に設定し直した

# vi /etc/ssh/sshd_config

PermitRootLogin no
        :
PasswordAuthentication no
        :
UsePAM no

ssh デーモンを再起動する.

# /etc/init.d/ssh restart

/etc/shadow のコピー

  • ika の /etc/shadow のうち UID 1000 ~ 29999 の gate-toroku-system で管理されるユーザーについて, そのアカウント名の行をコピーして tako の/etc/shadow のファイルに追加した. 各ユーザに対する uid は /etc/passwd に書かれているものを確認した.

最初の保証人ユーザ作成

  • 個人申請

(https://tako-itpass.scitec.kobe-u.ac.jp/cgi-bin/gate-user-apply.cgi) にアクセスし, ユーザ登録申請を行う (テスト用なので適当なユーザーでよい)

  • 保証人は先に作ったユーザ "gate" とした
  • 登録申請後, /home/gate/userdb/pending の下に申請者の (申請ログイン名がついたファイル) が生成されているか確認した
  • 承認を行うために保証人 "gate" の登録システム用パスワードを設定する
    • gate ユーザに成り代わり, 登録システム用パスワードを設定する

      # su gate
      $ cd
      $ htpasswd -cd ~gate/.gate gate
  • ここで設定したパスワードを使い, "gate" ユーザとして登録申請中のテストユーザを承認する
    • https://new-itpass.scitec.kobe-u.ac.jp/cgi-bin/gate-user-accept.cgi にアクセスして行った
  • その後, 承認したテストユーザのデータベースファイルが /home/gate/userdb/stable へ移動していることを確認した

アカウント生成

/home/gate/userdb の中にあるデータベースファイルをシステムに反映させるために, root 権限で /usr/local/gate/lib/gate-daily を実行した

  • gate-daily は /etc/gate/gate.conf を参照するため, 起動前に gate.conf内の 'ika-itpass' を 'tako-itpass' と書き換えた(二ヵ所)
  • その後以下を実行した

    # perl /usr/local/gate/lib/gate-daily
  • /etc/{passwd, group, shadow} に, 登録したユーザの情報が新たに書き込まれていることを確認した. また /home に /home/gate/userdb 以下に存在するユーザのディレクトリができていることを確認した.

bind の所有グループの変更

[ITPASS2012]bindのインストールと設定#編集したファイルのパーミッション設定 にあるように, bind 関連のファイルの所有グループを itpadmin に変更した.

root@tako:/usr/local/bind/etc# chgrp -R itpadmin .

/etc/aliases の変更

/etc/aliases の root に対応するユーザは, インストール時に作ったユーザになっているはずである. test という名前のユーザを作った場合は, 以下の行が存在するはずである.

vim/etc/alias

root: test

これを itpadmin に書き換える.

root: itpadmin

設定を反映するため,

# newaliases

を実行する. ここで許可がないというメッセージが出たが, マニュアルには問題ないとあった のでそのまま次の作業に移った.

デーモンモードでの運用

ユーザ, ホストのデータベースをシステムに反映させるため, デーモンモードで の運用の設定を行った.

  • gate-sys.conf の設定

    /etc/gate/gate-sys.conf 中の $USE_DAEMON 変数が 1 であることを確かめた.

    $USE_DAEMON = 1;
  • gate-toroku-system 用のポートの作成

    /etc/inetd.conf に以下の一行を付け足した.

    gate stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd /usr/local/gate/lib/gate-daily -N
  • ポート番号の設定

    /etc/services に以下の行を付け足した.

    gate              8888/tcp          # gate-toroku-system
  • TCP wrapper によるセキュリティ強化

    そのため, TCP wrapper を使用してアクセスを登録サーバからのものに限定する.

    ITPASS サーバは 1 台での運用なので, 自身からのアクセスのみ許可した.

    • /etc/hosts.deny の編集

      まず, 全てのホストからの gate ポートへのアクセスを拒否するよう /etc/hosts.deny に以下の一行を追加した.

      gate-daily: ALL
    • /etc/hosts.allow の編集

      登録サーバ自身 (tako) からのアクセスは許可するよう, /etc/hosts.allow に以下の一行を追加する.

      gate-daily: 127.0.0.1
  • 登録サーバ以外のホストからのアクセスが拒否されるか確認する. 以下は google.com で試した場合.

    root@tako-itpass:/home/gate# tcpdmatch gate-daily google.com
    client:   hostname nrt04s01-in-f99.1e100.net
    client:   address  66.249.89.99
    server:   process  gate-daily
    matched:  /etc/hosts.deny line 21
    access:   denied
    
    client:   hostname nrt04s01-in-f104.1e100.net
    client:   address  66.249.89.104
    server:   process  gate-daily
    matched:  /etc/hosts.deny line 21
    access:   denied

    denied とあれば拒否されている.

    次に, 登録サーバ自身からのアクセスが許可されているか確認する.

    root@tako-itpass:/home/gate# tcpdmatch gate-daily localhost
    client:   hostname localhost
    client:   address  127.0.0.1
    server:   process  gate-daily
    matched:  /etc/hosts.allow line 14
    access:   granted

    granted とあったので許可されていることを確認した.

  • inetd を再起動した

    # /etc/init.d/openbsd-inetd restart
    Restarting internet superserver: inetd.
  • 確認

    CGI から適当なユーザの申請および認証を行った. 認証して数分後に /etc 以下のシステムファイル(passwd ファイルと shadow ファイル)が更新されていることを確認した.

gate-toroku-system ソースの移動

ソースのバックアップを残す.

  • 以下のように名前を変更してコピーしておく
cp -r gate-toroku-system gate-toroku-system_2014-11-13

doc ディレクトリのシンボリックリンク作成

/usr/local/gate/ にある doc ディレクトリのシンボリックリンクを/home/gate/public_html/ に作成した.

# cd /home/gate/public_html/
# ln -s /usr/local/gate/doc
# ls -l
root@tako-itpass:/home/gate/public_html# ls -l
合計 64
lrwxrwxrwx 1 root root   19 2010-10-15 19:40 doc -> /usr/local/gate/doc

日々の開発・メンテナンスのための準備

必要なパッケージのインストール

以下のコマンドで, 開発やメンテナンスに必要なパッケージをインストールした.

# apt-get install cvs
# apt-get install kcc
# apt-get install nkf
# apt-get install libjcode-pm-perl
# apt-get install libcrypt-passwdmd5-perl
# apt-get install libdatetime-perl
# apt-get install libdatetime-format-strptime-perl

余分なファイルの削除, 文字コードの修正

  • 新たに cvsroot を作成するために, gate-toroku-system 内の余計なディレクトリやファイルを削除した.
    • ls -aR でディレクトリ内の不要なドットファイルなども削除した.

      # su gate
      $ cd gate-toroku-system
      $ rm -frv `find -name CVS`
  • 文字コードを 1 種類に統一したいため, kcc で文字コードのチェックを行った.

    $ kcc -c `find -name '*'`
     :
    ./make-smtppasswd/Makefile:     ASCII
    ./make-smtppasswd/gate-make-smtppasswd.PL:      7-bit JIS [ESC$B,ESC(B]
    ./user-status/gate-user-status.PL:      EUC
    ./user-status/Makefile: ASCII

    確認したところ問題なかった

CVS リポジトリの作成

# su gate
$ umask 002
$ cd
$ cvs -d /home/gate/cvsroot init

作成した.

グループ書き込み許可の設定

["リポジトリ cvsroot パーミッションの設定"]

cvsroot 以下で作成されるファイル, ディレクトリのグループを gate にするため, cvsroot に s ビットを立て, 書き込み権限を与えた. 念のためにグループも gate に設定した.

$ chmod g+s cvsroot
$ chmod g+w cvsroot
$ chgrp gate cvsroot
["管理用ディレクトリ CVSROOT 内のパーミッションの設定"]

CVSROOT, およびそれ以下の特定のファイルに関してグループの変更と書き込み 権限変更をおこなう.

  • CVSROOT ディレクトリ本体

    グループを gate とし, グループに書き込み権限を与えた.

    $ cd cvsroot
    $ chgrp gate CVSROOT
    $ chmod g+s CVSROOT
    $ chmod g+w CVSROOT
  • history, val-tags へグループ書き込み権限を与える

    CVSROOT 以下にある history, val-tags にグループ書き込み権限を与えた.

    $ cd CVSROOT
    $ chmod g+w history

val-tags は検索を高速化するために, 有効なタグ名をキャッシュしているファイルである. GATE プロジェクトではタグも使用するので, これにもグループ書き込み権限を与えた.

$ chmod g+w val-tags

gate-toroku-system プロジェクト開始

  • gate-toroku-system ディレクトリ内に移動し, cvs import でプロジェクトを開始する.

    # su gate
    $ umask 002
    $ cd gate-toroku-system
    $ export CVSROOT=/home/gate/cvsroot
    
    $ cvs import -m "gate-toroku-system" gate-toroku-system gate Initial

プロジェクトのパーミッションの確認

プロジェクトのディレクトリのパーミッションを確認した.

$ ls -l /home/gate/cvsroot
drwxrwsr-x  3 gate gate 4096 2007-08-15 17:18 CVSROOT
drwxrwsr-x 39 gate gate 4096 2007-08-15 17:44 gate-toroku-system

上記のようにグループが gate で権限が rws のとなっていることを確認した.

CVS リポジトリのカスタマイズ

<URL:http://www.gfd-dennou.org/library/cc-env/cvs/> を参考に, 以下の 作業を行った.

  • CVSROOT のチェックアウト

    chikuwa4 に適当なディレクトリを作成し CVSROOT のチェックアウトを行った

    # mkdir ~chikuwa4/cvs
    # cd ~chikuwa4/cvs
    # export CVSROOT=/home/gate/cvsroot
    # cvs checkout CVSROOT
    # cd CVSROOT
  • cvs リポジトリのカスタマイズ

    • commit をメール通知する設定

      /CVSROOT/loginfo に以下の一行を追加した

      DEFAULT (echo ""; id; echo %{sVv}; date; cat) | mail -s gate-toroku-system-commit gate@itpass.scitec.kobe-u.ac.jp
    • バイナリファイルを安全に登録するために

      /CVSROOT/cvswrappers に以下の記述を加えた

      # Treat Image and Archive and Data file as Binary Data
        *.gif -k 'b'
        *.GIF -k 'b'
        *.jpg -k 'b'
        *.JPG -k 'b'
        *.jpeg -k 'b'
        *.JPEG -k 'b'
        *.png -k 'b'
        *.PNG -k 'b'
        *.tif -k 'b'
        *.TIF -k 'b'
        *.tiff -k 'b'
        *.TIFF -k 'b'
        *.xpm -k 'b'
        *.XPM -k 'b'
        *.pbm -k 'b'
        *.PBM -k 'b'
        *.ico -k 'b'
        *.ICO -k 'b'
        *.eps -k 'b'
        *.EPS -k 'b'
        *.o -k 'b'
        *.O -k 'b'
        *.a -k 'b'
        *.A -k 'b'
        *.mod -k 'b'
        *.MOD -k 'b'
        *.nc -k 'b'
        *.NC -k 'b'
        *.obj -k 'b'
        *.OBJ -k 'b'
        *.ai -k 'b'
        *.AI -k 'b'
        *.psd -k 'b'
        *.PSD -k 'b'
        *.fla -k 'b'
        *.FLA -k 'b'
        *.swf -k 'b'
        *.SWF -k 'b'
        *.dvi -k 'b'
        *.DVI -k 'b'
        *.pdf -k 'b'
        *.PDF -k 'b'
        *.bz2 -k 'b'
        *.BZ2 -k 'b'
        *.gz -k 'b'
        *.GZ -k 'b'
        *.tar -k 'b'
        *.TAR -k 'b'
        *.tgz -k 'b'
        *.TGZ -k 'b'
        *.tar.gz -k 'b'
        *.TAR.GZ -k 'b'
        *.cab -k 'b'
        *.CAB -k 'b'
        *.lzh -k 'b'
        *.LZH -k 'b'
        *.zip -k 'b'
        *.ZIP -k 'b'
        *.sea -k 'b'
        *.SEA -k 'b'
        *.dat -k 'b'
        *.DAT -k 'b'
        *.ppt -k 'b'
        *.PPT -k 'b'
        *.doc -k 'b'
        *.DOC -k 'b'
        *.xls -k 'b'
        *.XLS -k 'b'
    • euc のファイルのみ登録するには

      dennou サーバから kanjichecker.pl を入手し, 特定の文字コードのファイルのみをコミット可能にした

      # wget http://www.gfd-dennou.org/library/cc-env/cvs/customize/euc-tools/kanjichecker.pl
      
      # cvs add kanjichecker.pl
      # cvs commit -m "Kanji code checker." kanjichecker.pl

      CVSROOT/checkoutlist に以下の一行を追加する

      kanjichecker.pl   unable to check out / update kanjichecker.pl in CVSROOT

      commit した

      # cvs commit -m "Add kanjichecker.pl" checkoutlist

      CVSROOT/commitinfo に以下のように追記する

      DEFAULT       perl $CVSROOT/CVSROOT/kanjichecker.pl euc %r/%p %s
    • commit メッセージを euc のみに dennou サーバからmsgchecker.pl を入手する

      # wget http://www.gfd-dennou.org/library/cc-env/cvs/customize/euc-tools/msgchecker.pl
      # cvs add msgchecker.pl
      # cvs commit -m "log message code checker." msgchecker.pl

      CVSROOT/checkoutlist に以下の一行を追加する

      msgchecker.pl   unable to check out / update msgchecker.pl in CVSROOT

      commit した

      # cvs commit -m "Add msgchecker.pl" checkoutlist

    verifymsg に以下のように追記する

    gate-toroku-system     perl $CVSROOT/CVSROOT/msgchecker.pl euc %l
    DEFAULT   perl $CVSROOT/CVSROOT/msgchecker.pl ASCII %l

なお, メール通知の際の宛先は ITPASS サーバの gate-toroku-system 開発グループ とし, ファイルの文字コードは EUC とした.

gate-db-to-ezmlm の設定

root になりかわり, /usr/local/gate/bin/gate-db-to-ezmlm の「0. 実行ファイル, ドメインの指定」の項目を以下のように変更した.

変更前

$domainname='gfd-dennou.org';

$ezmlmlist='/usr/bin/ezmlm-list';
$ezmlmsub='/usr/bin/ezmlm-sub';
$ezmlmunsub='/usr/bin/ezmlm-unsub';

変更後

$domainname='itpasss.scitec.kobe-u.ac.jp';

$ezmlmlist='/usr/local/ezmlm/bin/ezmlm-list';
$ezmlmsub='/usr/local/ezmlm/bin/ezmlm-sub';
$ezmlmunsub='/usr/local/ezmlm/bin/ezmlm-unsub';

前回作業のミスの修正

  • /etc/gate/gate.conf にミスがあった

    %DB_SHARE_HOSTS = (
                    'ika-itpass.scitec.kobe-u.ac.jp','wheel:epaadmin'
    #               'dennou-k.kugi.kyoto-u.ac.jp','wheel:dcstaff',
    #               'dennou-h.ees.hokudai.ac.jp','wheel:dcstaff',
    #               'dennou-q.geo.kyushu-u.ac.jp','wheel:dcstaff'
          );

    二行目の 'wheel:epaadm' を 'wheel:itpadmin'に修正した.

  • /etc/gate/gate-user.conf にミスがあった

    $WHEELUSER = 'epaadmin';

    の epaadmin を itpadmin に修正した

  • 先日作成した CVSROOT を削除した(念のために昨日のログは残しておいた)

    tako: # mv ~chikuwa4/cvs ~chikkuwa4/cvs.OLD
          # mv ~gate/ mv cvsroot cvsroot.OLD

    tako への root ログインを許可に設定した

    # vi /etc/ssh/sshd_config
    
    PermitRootLogin yes
            :
    PasswordAuthentication no
            :
    UsePAM no

    ssh デーモンを再起動した

    # /etc/init.d/ssh restart

    rsync する

    ika: rsync -n -av -e ssh --delete /home/gate/cvsroot/ tako-itpass:/home/gate/cvsroot/

    tako への root ログインを不許可に設定した

    # vi /etc/ssh/sshd_config
    
    PermitRootLogin no
            :
    PasswordAuthentication no
            :
    UsePAM no

    ssh デーモンを再起動した.

    # /etc/init.d/ssh restart

動作確認

予め動作確認を行い, 設定ファイルの修正を行う.

確認作業

ITPASS サーバユーザ登録システムのページから登録情報の更新をする.

htpasswd -d ~hogehoge/.gate hogehoge

New password:

その後 /var/log/syslog を見て gate が作動したことを確認した.

Nov 17 15:04:17 tako-itpass gate-daily[20445]: connect from 127.0.0.1 (127.0.0.1)

また, 同時刻に sudoers ファイルが書き換えられているか確認した.

$ ls -la /etc/sudoers
-r--r----- 1 root root 710 11月 17 15:04 /etc/sudoers

sudoers ファイルに以下の行があることを確認した.

$ sudo less /etc/sudoers
  (省略)
%itpadmin       ALL=(ALL) ALL
  (省略)

念のため, itpadmin グループのユーザが実際に root になれることを確認した.

$ su mmiyuki
$ sudo -s
# exit
Last modified:2014/11/20 16:08:14
Keyword(s):
References:[[ITPASS2014]2014年度サーバ構築ログ]