ここまで ISPACK,netcdf,gt4f90io をインストールして、ようやく spml のインストールのできる環境ができる。
$ mkdir spmodel |
$ wget http://www.gfd-dennou.org/library/spmodel/spml.tar.gz |
ここで、ISPACK,netcdf,gt4f90io の各ライブラリの場所、さらにこの spml のインストール先のディレクトリを指定しておく。
ISPACK ライブラリは
/home/yuuya/is-lib/libisp.a
netcdf ライブラリは
/home/yuuya/netcdf/lib/libnetcdf.a
gt4f90io ライブラリは
/home/yuuya/gt4f90io/lib/libgt4f90io.a
にあり、
インストール先のディレクトリは
/home/yuuya/spmodel
なので、
$ ./configure \ |
とする。
gt4f90io のモジュール情報ファイルのディレクトリが /home/yuuya/gt4f90io/include の場合、
FFLAGS=-I/home/yuuya/gt4f90io/include |
-I オプションはコンパイラによって異なるので、各自確認すること。
$ make |
正しくインストールできたか動作確認をする。
ただこのとき、インストールされたコンパイル用のスクリプト spmfrt をすぐに使おうとしても、"command not found" とされ、認識してもらえない。
認識してもらうためには、以下のようにこのスクリプトのパスの指定をする必要がある。
$ PATH=$PATH:/home/yuuya/spmodel/bin |
また、これだけでは一度 x term を閉じて、また新たに始めたときに設定しなおさなければならないので、そうしたくない場合は、vi コマンドで bashrc ファイルにこのパスの設定を追記すればよい。
$ vi ~/.bashrc 一番下の行に以下を追加 |
こう追記して、一旦 x term を閉じ、また起動すると、spmfrt コマンドが認識される。