[Exp2011]TeX 環境構築にあたって
TeX について
今回の数値計算実習の課題レポートの一部は, TeX を使って作成してもらいます. 各情報実験機には TeX を使用できる環境が整っていますので, 積極的に活用して下さい.
このページでは, 各情報実験機に TeX 環境を構築する方法について記載しています. この作業は各実験機を担当している TA の方々にお願いしていますので, 実習生の皆さんが行ってもらう必要はありません.
また, OS が Windows の計算機に TeX 環境を構築する方法についても触れていますので, 興味があれば各自で自宅の計算機にインストールしてみてもよいでしょう.
Unix 系 OS の場合
まずは次のコマンドで root になります.
$ sudo -s
そして apt-get コマンドで以下のパッケージを全てインストールしてください.
# apt-get install <パッケージ名>
必要なパッケージは以下の通りです.
- ptex-bin
- dvipdfmx
- okumura-clsfiles
- ghostscript-x
- xpdf
- evince
- poppler-data
- texlive-latex-extra
- dvipsk-ja
- xdvik-ja
- gs-cjk-resource
- gv
- ttf-kochi-gothic
- ttf-kochi-mincho
- ttf-sazanami-gothic
- ttf-sazanami-mincho
- ttf-vlgothic
- advi
- advi-examples
- cmap-adobe-japan1
- cmap-adobe-japan2
全てをインストールした後, 以下のコマンドを実行してください.
# jisftconfig add
これで TeX を使用できる環境が構築できました.
TeX のソースファイルを作成する際には, 文字コードを EUC-JP として作成してください.
なお, tex をインストールした後に
$ dvipdfmx [ファイル名]
を実行すると,
$ dvipdfmx hoge.dvi hoge.dvi -> hoge.pdf ** WARNING ** Failed to load AGL file "pdfglyphlist.txt"... ** WARNING ** Failed to load AGL file "glyphlist.txt"... [1] 2456 bytes written
という警告が出ます. このままでも特に問題はありませんが, 気になる場合は以下のホームページを参考にしてみてください.
Windows の場合
Windows に TeX をインストールする方法は,以下のホームページが詳しいので参考にしてください.
TeX でレポートを作成する際は, TeX用エディタがあると便利です. ここではその一例として WinShell を挙げておきます. インストールや設定については以下のホームページを参考にしてください.
WinShell までインストールできたら以下のページを参考にして環境変数の設定を行ってください.
これで Windows でTeX が使用できます.
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References:[[Exp2011]スケジュール表・各回資料] [[Exp2011]数値計算実習課題その2]