IT pass HikiWiki - [Memo2021][ITPASS]RAM の不良チェック Diff

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#= 概要
#
#ここでは, memtest86+ を用いて, RAM の不良チェックの方法を述べる.

= RAM の不良チェック

#== 注意
#
#このドキュメントを作成したメモリテストは, Debian bullseye で行った.

#= 準備
#
#チェックする RAM を用意する.
#
#* ドキュメント作成時にチェックした RAM
#  * DDR4 8 GB 4 枚


== memtest86+ のインストール

apt を用いて memtest86+ をインストールした.

# sudo apt install memtest86+

#(既にインストールされていることもある.)


== memtest86+ が正しくインストールされていることの確認

memtest86+.bin の存在を確かめた.

$ ls /boot/

== grub の設定の確認

#OS を起動すると, grub のブートメニューに, memtest86+ の選択肢が表示されているはずである.

== memtest86+ によるメモリチェック

OS 起動直後, grub の画面で

memtest86+

を選択し, メモリチェックを開始する開始しようとした.

正常に動作する場合には, メモリチェックが自動的に開始される.

しかし, 2020 2021 年度のサーバ再構築では, 画面に何も表示されなかった.
原因は不明.

#正常に動作した場合でも, この作業には非常に長い時間がかかる. 帰宅直前に開始し, #翌日に確認するような予定で実施すると良いだろう.


== DVD 版 memtest86+ を用いたメモリをチェック

上記の方法で正常にメモリをチェックできない場合にはチェックできないため,
DVD 版の memtest86+ を使ってチェックする.

DVD を光学ドライブに入れて再起動することで, メモリチェックが開始される.


== エラーが出た場合の対処・初期不良チェック

上記のメモリチェックでエラーが表示されることもあるだろう
チェックした.

もし複数のメモリを一度にチェックした際にエラーが表示された場合にはDVD を光学ドライブに入れて再起動することで, メモリを 1 枚ずつ取り付けて, どのメモリに原因があるのか確認すること.メモリチェックが開始された.

= 参考資料

*((<#== エラーが出た場合の対処・初期不良チェック
#
#上記のメモリチェックでエラーが表示されることもあるだろう.
#
#もし複数のメモリを一度にチェックした際にエラーが表示された場合には, メモリを 1 枚ずつ取り付けて, どのメモリに原因があるのか確認すること.
#
#= 参考資料
#
#*((<
計算機とネットワークの手引集>))


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