IT pass HikiWiki - [Memo2017][ITPASS]OS のインストール Diff

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[((<[ITPASS2017]2017年度サーバ構築ログ>)) へ戻る]

= #= 概要

#Debian GNU/Linux 9.2.1(Stretch) を ITPASS サーバにインストールする.
Debian GNU/Linux 9.2.1(Stretch) を ktako-itpass
tako-itpass にインストールする.
#インストールディスクは, 「Debian GNU/Linux 9.2.1 インストール用 DVD (debian-9.2.1-amd64-netinst.iso)」を使用する.


= シャットダウン

#この作業を行う前に, itpadmin グループに入れてもらうように, グループの保証人にお願いしておく.
#この時点で管理者権限がなければ, 管理者権限を持っている人に, サーバをシャットダウンしてもらう.

シャットダウンした.

  # shutdown -h now


= インストールディスクの起動

電源を入れ, インストールディスクを挿入すると,
"Installer boot menu" が表示されるので,

Graphical Install

を選択した.


= 言語環境の設定

== Select language

#インストール時に使用する言語を問われるので,
インストール時に使用する言語を問われたので,

Japanese

#を選択する.
を選択した.


== 場所の選択

場所を問われたので,

日本

を選択した.


== キーボード配置の選択

キーボード配置を問われたので,

日本語

を選択した.


= ネットワークの設定

#==ネットワークハードウェアの検出
#
#リムーバブルメディアから読み込むかと問われたので,
#
#  いいえ
#
#を選択した.

== ネットワークインターフェイス

使用するネットワークインターフェイスを問われたので,

enp11s2: Intel Corporation 82541PI Gigabit Ethernet Controller

を選択した.

その後, 自動で DHCP によるネットワーク設定が始まる.
ITPASS のネットワークは DHCP を提供していないので, 失敗した.


== ネットワークの設定方法

ネットワークの設定方法を問われたので,

ネットワークを手動で設定

を選択した.

== IP アドレス

IP アドレスを問われたので, ITPASS サーバ本体のテプラに
書いてある IP アドレスを見て,

  133.30.109.21

(tako のアドレス) を入力した.


== ネットマスク

ネットマスクを問われたので,

  255.255.255.0

を入力した.


== ゲートウェイ

ゲートウェイを問われたので,

  133.30.109.254

を入力した.


== ネームサーバアドレス

ネームサーバアドレスを問われたので,

133.30.14.2 133.30.14.3 133.30.8.2

を入力した.


== ホスト名

ホスト名を問われたので, ITPASS サーバ本体のテプラに書いてあるホスト名

  tako-itpass

を入力した.


== ドメイン名

ドメイン名を問われたので,

  scitec.kobe-u.ac.jp

を入力した.


= ユーザーとパスワードのセットアップ

== root パスワードの設定

root のパスワードを問われたので, 適切なパスワードを入力した.

#root パスワードの管理者は OS をインストールしている者とする.
#テプラを作り直すときには root パスワード管理者を先頭にすること.

* 2017 年度 tako: 高橋
* 2016 年度 ika : 櫻本

== ユーザーアカウントの設定

あとで消去することを前提に, "test" というアカウント名のテストユーザーを作成した.

  新しいユーザーの本名 "test"
  アカウントのユーザー名 "test"
#  パスワードは任意とする (ただし, クラックされない程度の強度のもの)
  パスワードは適切なもの

なお, テストユーザーは作業用アカウント作成時に消去する予定である.
#なぜならば, この段階ではユーザー ID を指定してユーザーアカウントを作成できないため, ((<gate-toroku-system|ITPASSサーバ構築・運用ドキュメント#gate-toroku-system>)) で管理しているユーザー ID と衝突して不具合が出る恐れがあるからである.

#複数のユーザーが全員 root パスワードを知っている状態は
#セキュリティ的に問題があると考え,
#後から構築作業用のアカウント
#chikuwaX (ユーザー ID: 4000X) を作成する. 詳しくは
#((<[ITPASS2015]構築作業用アカウント>))を参照せよ.
#OS の基本システムのインストールが完了した後に行うこと.


= パーティショニング設定

== パーティショニングの方法

ディスクのパーティショニングで手動を選択する.

#ディスクのパーティショニング方法を問われる.

まず, 以前に設定されていたパーティションを削除した.

その後
 
  SCSI7 (0,0,0) (sda) - 2.0 TB ATA Hitachi HDS72302

を選択した.

新しい空のパーティションテーブルを作成するか問われる.

  はい

を選択した.

  SCSI8 (0,0,0) (sdb) - 2.0 TB ATA Hitachi HDT72302

についても同様の操作を行った.


== パーティションニングするディスクの選択

以下のように表示され, パーティショニングするディスクを問われた.

  SCSI7 (0,0,0) (sda) - 2.0 TB ATA Hitachi HDS72302
         基/論  2.0 TB     空き領域
  SCSI8 (0,0,0) (sdb) - 2.0 TB ATA Hitachi HDT72302
         基/論  2.0 TB     空き領域

「空き領域」の行を選択した.


== ディスクのパーティショニング

二つのディスクに対し, 下の手順で手動でパーティションを切った.

* / (ルート) パーティションの作成
  * 「新しいパーティションの作成」を選択する.
  * 新しいパーティションのサイズ
    * 下記を確認したうえで「60 GB」と入力した.
      * kernel panic によってメモリとスワップの内容が
        ルートパーティションに出力されても溢れないよう,
        システム, メモリ, スワップのサイズより十分大きくする.
  * 新しいパーティションのタイプ
    * 「基本パーティション」を選択した.
  * 新しいパーティションの場所
    * 「先頭」を選択した.
  * パーティション設定
    * 以下の点を変更した.
      * マウントポイント: /  (ただし, 2 つめのディスクは「マウントしない」とした)
      * 起動フラグ: オン  (ただし, 2 つめのディスクは「オフ」とした)
    * 「戻る」を選択.

* スワップパーティションの作成
  * サイズ: 「32 GB」
    * メモリが 16 GB のため, スワップはその倍のサイズとする.
  * タイプ: 論理
  * 場所: 先頭
  * 設定
    * 利用方法: 「スワップ領域」
  * 「戻る」
* /home パーティションの作成
  * サイズ: 「1.9 TB」 (残り全部)
  * タイプ: 論理
  * 設定
    * マウントポイント: /home  (ただし, 2 つめのディスクは「マウントしない」とした)

最終的に下の状態となった.

  SCSI7 (0,0,0) (sda) - 2.0 TB ATA Hitachi HDS72302
         1. 基本    60.0 GB B F ext4      /
         5. 論理    32.0 GB   F スワップ  スワップ
         6. 論理    1.9 TB    F ext4      /home
  SCSI8 (0,0,0) (sdb) - 2.0 TB ATA Hitachi HDT72302
         1. 基本    60.0 GB   F ext4      (なし)
         5. 論理    32.0 GB   F スワップ  スワップ
         6. 論理    1.9 TB    F ext4      (なし)
そして,

  パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み

を選択した.
なお, 2 つ目のディスクに関して, 「マウントされないがかまわないか」
といった注意のメッセージが表示されたが, そのまま続行した.


== ディスクへの変更の書き込み

ディスクに変更を書き込むか問われたので,

  はい

を選択した.

#パーティション設定とフォーマットが行われるのでしばらく待つ.


#= ベースシステムのインストール
#
#ベースシステムのインストールをしばらく待つ.


= パッケージマネージャーの設定

== 別の CD/DVD の検査

別の CD/DVD の検査を行うかどうか確認されたので,

  いいえ

を選択した.


== Debian アーカイブミラーの国

ミラーの国を問われたので,

  日本

を選択した.


== Debian アーカイブミラー

利用するミラーを問われたので, "ftp.jp.debian.org" を選択した.


== HTTP プロキシの情報

使用する HTTP プロシキを問われるが, 使用しないので入力欄は空のままにした.

  続ける

を選択した.


= Debian パッケージ利用調査

Debian パッケージ利用調査に参加するか問われたので,

  はい

を選択した.


= ソフトウェアの選択

インストールするソフトウェアを問われたので,

  * Debian デスクトップ環境
  * 標準システムユーティリティ

を選択した. そして,

  続ける

を選択した.


= ハードディスクへの GRUB ブートローダーのインストール

マスターブートレコードに GRUB ブートローダをインストールするかを問われた
ので,

  はい

を選択し, 続けて,

  /dev/sda (ata-Hitachi_HDS723020BLA642_MN1220F300N9KD)

を選択した.

= インストール完了

インストールが完了した後, CD を取り出し

  続ける

を選択した.

自動的に再起動した.

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