IT pass HikiWiki - [itbase2021]ファイル内容の表示 Diff
- Added parts are displayed like this.
- Deleted parts are displayed
like this.
== ファイル内容の表示
ファイルの内容を表示する方法として, 既に cat を紹介しました.
しかし, 長いファイルを cat で表示させると, スクロールしてしまい, ファイルの冒頭を確認することができないことがあります.
=== 準備
長いファイルを準備しましょう.
下のコマンドを入力してください.
$ curl http://itpass.scitec.kobe-u.ac.jp/~itbase/exp/fy2021/otameshi.txt -O
curl は, インターネット上のファイルをダウンロードするためのコマンドですが,
ここでは詳細を説明しません.
=== 練習
otameshi.txt を cat で開いてみてください.
$ cat otameshi.txt
このファイルは 700 行以上ありますので, 画面がスクロールしてしまい, ファイルの冒頭を確認できないでしょう.
このような場合によく使うコマンドが more または less です.
これらのコマンドは「ページャ (PAGER)」と呼ばれます.
=== more
下のようにして, more で otameshi.txt を開いてみましょう.
$ more otameshi.txt
more を使うと 1 ページずつ画面が停止します.
* スペースを一度押すと, 1 ページ分ずつスクロールします.
* return または j を押すと, 1 行ずつスクロールします.
* b を一度押すと, 1 ページ分戻ります.
* k を押すと, 1 行ずつ戻ります.
* スペースを何度も押してファイルの最後に到達するとコマンドを終了します (プロンプトに戻ります).
* q を押すと, ファイルの途中でもコマンドを終了します (プロンプトに戻ります).
* / (スラッシュ) とその後に文字を入力すると, その文字列を下向きに検索します.
* 例えば /152 と入力すると, 152 の文字がある行に飛ぶことができます.
* ? (クエスチョンマーク) とその後に文字を入力すると, その文字列を上向きに検索します.
=== less
less は more を若干高級にしたコマンドです.
下のようにして, less で otameshi.txt を開いてみましょう.
$ less otameshi.txt
less は more と同様にファイルを 1 ページずつ表示します.
less の使い方は more によく似ています.
ただし, コマンドを終了するためには q を押す必要があります.
* スペースを一度押すと, 1 ページ分ずつスクロールします.
* return または j を押すと, 1 行ずつスクロールします.
* b を一度押すと, 1 ページ分戻ります.
* k を押すと, 1 行ずつ戻ります.
* スペースを何度も押してファイルの最後に到達してもコマンドを*終了しません*.
* q を押すと, ファイルの途中でもコマンドを終了します (プロンプトに戻ります).
* / (スラッシュ) とその後に文字を入力すると, その文字列を下向きに検索します.
* 例えば /152 と入力すると, 152 の文字がある行に飛ぶことができます.
* 該当文字が反転/ハイライトされます.
* ? (クエスチョンマーク) とその後に文字を入力すると, その文字列を上向きに検索します.
ファイルの内容を表示する方法として, 既に cat を紹介しました.
しかし, 長いファイルを cat で表示させると, スクロールしてしまい, ファイルの冒頭を確認することができないことがあります.
=== 準備
長いファイルを準備しましょう.
下のコマンドを入力してください.
$ curl http://itpass.scitec.kobe-u.ac.jp/~itbase/exp/fy2021/otameshi.txt -O
curl は, インターネット上のファイルをダウンロードするためのコマンドですが,
ここでは詳細を説明しません.
=== 練習
otameshi.txt を cat で開いてみてください.
$ cat otameshi.txt
このファイルは 700 行以上ありますので, 画面がスクロールしてしまい, ファイルの冒頭を確認できないでしょう.
このような場合によく使うコマンドが more または less です.
これらのコマンドは「ページャ (PAGER)」と呼ばれます.
=== more
下のようにして, more で otameshi.txt を開いてみましょう.
$ more otameshi.txt
more を使うと 1 ページずつ画面が停止します.
* スペースを一度押すと, 1 ページ分ずつスクロールします.
* return または j を押すと, 1 行ずつスクロールします.
* b を一度押すと, 1 ページ分戻ります.
* k を押すと, 1 行ずつ戻ります.
* スペースを何度も押してファイルの最後に到達するとコマンドを終了します (プロンプトに戻ります).
* q を押すと, ファイルの途中でもコマンドを終了します (プロンプトに戻ります).
* / (スラッシュ) とその後に文字を入力すると, その文字列を下向きに検索します.
* 例えば /152 と入力すると, 152 の文字がある行に飛ぶことができます.
* ? (クエスチョンマーク) とその後に文字を入力すると, その文字列を上向きに検索します.
=== less
less は more を若干高級にしたコマンドです.
下のようにして, less で otameshi.txt を開いてみましょう.
$ less otameshi.txt
less は more と同様にファイルを 1 ページずつ表示します.
less の使い方は more によく似ています.
ただし, コマンドを終了するためには q を押す必要があります.
* スペースを一度押すと, 1 ページ分ずつスクロールします.
* return または j を押すと, 1 行ずつスクロールします.
* b を一度押すと, 1 ページ分戻ります.
* k を押すと, 1 行ずつ戻ります.
* スペースを何度も押してファイルの最後に到達してもコマンドを*終了しません*.
* q を押すと, ファイルの途中でもコマンドを終了します (プロンプトに戻ります).
* / (スラッシュ) とその後に文字を入力すると, その文字列を下向きに検索します.
* 例えば /152 と入力すると, 152 の文字がある行に飛ぶことができます.
* 該当文字が反転/ハイライトされます.
* ? (クエスチョンマーク) とその後に文字を入力すると, その文字列を上向きに検索します.