IT pass HikiWiki - [Memo2020][ITPASS]CPU・MB・グラフィックボード・電源の不良チェック Diff

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#ここでは, CPU・マザーボード・グラフィックボード・電源の初期不良チェックの方法を述べる.
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= 概要

#チェックには stress コマンドと xsensors コマンドを用いる.
#
#CPU の負荷耐性テストを通して, マザーボード・グラフィックボード・電源の初期不良もテストされるものと考える.

stress コマンド, xsensors コマンドを用いて計算機の動作を確認した.


= stress コマンドのインストール

#stress コマンドは Debian パッケージで配布されているため, 次のコマンドでインストールできる.
stress コマンドをインストールした.

  # apt install stress

= xsensors コマンドのインストール

#xsensors コマンドは Debian パッケージで配布されているため, 次のコマンドでインストールできる.
xsensors コマンドをインストールした.

  # apt install xsensors


= CPU の負荷耐性チェック

stress コマンドを実行し, 機材の負荷耐性・CPU ファンの冷却機能が十分かどうかをテストする.

== チェック

stress コマンドで負荷をかけ, xsensors コマンドで CPU の温度を確認した.

  # xsensors &
  # stress --cpu 8

* オプションの説明
  * --cpu 6 : sqrt() を 6 プロセス行う
    * cpu のスレッド数に合わせて適宜変えること
  * 10m      : 10 分間実行する


== 結果の判断

#初期不良がないと判断できる基準の例
#
#* 途中で電源が落ちるなどの障害がなく, stress コマンドが終了
#* 負荷をかけた場合の CPU の温度が 80-90 度以下 (100 度を超えない)
#* 負荷をかけない場合 (stress コマンドを使っていない状態) で十分に低温

途中で止まることもなく, 負荷をかけた時の温度は 80-90 度であったため, 問題ないと判断した.


= 参考資料

*((<計算機とネットワークの手引集>))


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