IT pass HikiWiki - [Memo2014][ITPASS]debianパッケージの引き継ぎ Diff

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= 概要

マシン ika に導入されている debian パッケージを全て
マシン tako に導入した.

= 古いマシンでのインストールパッケージリスト作成

ika に install されている debian パッケージの一覧を取得した

  $ dpkg --get-selections > old_list.txt

ika は 32bit 版の Debian が入っているため, リストを参照して, パッケージ名の末尾に :i386 がついているものを :amd64 に変更した.

= リストを新しいマシンへ転送

作成したリストを tako へ送った.
この時は, winscp で自分の PC に送ったのち, USB メモリ経由で tako に送った.

= リストを元にインストール

tako において, ika で導入されているパッケージに対して
「install」を設定する

  $ sudo -s
  # dpkg --set-selections < old_list.txt

dpkg: 警告: データベースの xx 行目のパッケージはありません: (パッケージ名)

という警告が大量に出た.

  # apt-get dselect-upgrade

で新規にインストールするものが明らかに少なかった(数個)ため, 中断した.
上の警告内容で検索したところ, ((<URL:http://www.childsplay.mobi/blog/?p=197>)) が見つかったのでそれに従い以下のようにした.

まず,
# apt-get install dselect

で dselct コマンドをインストールし,

# dselect update

を実行してパッケージ情報を更新した. その後

# dselect install

した.
しかし, 問題は解決されなかった.

パッケージリストの転送方法が原因である可能性を考え, マニュアル通りに scp コマンドで転送し直した.

その後, 新しいリストを基に再度
  # dpkg --set-selections < old_list.txt
  # apt-get dselect-upgrade
の手順を行ったが, 問題は解決されなかった.

試しに tako を再起動し, パッケージの引き継ぎ作業をもう一度行った.

# dpkg --set-selections < old_list.txt
# apt-get dselect-upgrade

すると, 今度はインストールされるパッケージの数が期待通りになったため, そのままインストールを行った.

ただし, 依然として一部のパッケージは見つからないと警告が表示されていたが, 実際に存在しないパッケージばかりだったので, 問題ないと判断した.

インストール中に以下のような質問が表示された.

* 質問 1
   popularity-contest を設定しています

   Debian パッケージ利用調査に参加しますか？

  いいえを選択する.

* 質問 2
   console-data を設定しています

  了解を選択
  次の質問には キーマップをいじらない のままで了解を選択

マニュアルと異なり, Samba Server, sun-java5-jre, grub に関する質問は表示されなかったが, 問題ないと判断した.

== gnome の再インストール (必要に応じ)

パッケージの引き継ぎを行うとき,

  # apt-get dselect-upgrade

を行うと, gnome 関連のパッケージが削除されることがある.

そうなっていたので, 引き継ぎ終了と同時に,

  # apt-get install gnome

を行った. この後, 再起動を行った.


== GNOME をデフォルトで立ち上げない

以下のコマンドで起動時に CUI のログイン画面になるようにした.

  # insserv -r gdm3

この後, 再起動して確認した.

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