IT pass HikiWiki - [ITPASS2016]OSのインストール Diff
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= 概要
Debian GNU/Linux 8.5.0(jessie) を ITPASS サーバにインストールする.
インストールディスクは, 「Debian GNU/Linux 8.5.0 インストール用 DVD (debian-8.5.0-amd64-netinst.iso)」を使用する.
= シャットダウン
この作業を行う前に, itpadmin グループに入れてもらうように, グループの保証人にお願いしておく.
この時点で管理者権限がなければ, 管理者権限を持っている人に, サーバをシャットダウンしてもらう.
# shutdown -h now
= インストールディスクの起動
電源を入れ、インストールディスクを挿入する.
"Installer boot menu" が表示されるので,
Graphical Install
を選択する.
= 言語環境の設定
== Select language
インストール時に使用する言語を問われるので,
Japanese
を選択する.
== 場所の選択
場所を問われるので,
日本
を選択する.
== キーボード配置の選択
キーボード配置を問われるので,
日本語
を選択する.
= ネットワークの設定
==ネットワークハードウェアの検出
リムーバブルメディアから読み込むかと問われるので,
いいえ
を選択する.
== ネットワークインターフェイス
使用するネットワークインターフェイスを問われるので,
eth1: Intel Corporation 82541PI Gigabit Ethernet Controller
を選択する.
その後, 自動で DHCP によるネットワーク設定が始まる.
ITPASS のネットワークは DHCP を提供しないので,
失敗する.
== ネットワークの設定方法
ネットワークの設定方法を問われるので,
ネットワークを手動で設定
を選択する.
== IP アドレス
IP アドレスを問われるので, ITPASS サーバ本体のテプラに書いてある IP アドレスを見て,
(tako) 133.30.109.21
を入力する.
== ネットマスク
ネットマスクを問われるので,
255.255.255.0
を入力する.
== ゲートウェイ
ゲートウェイを問われるので,
133.30.109.254
を入力する.
== ネームサーバアドレス
ネームサーバアドレスを問われるので,
133.30.14.2 133.30.14.3 133.30.8.2
を入力する.
== ホスト名
ホスト名を問われるので, ITPASS サーバ本体のテプラに書いてあるホスト名
tako-itpass
を入力する.
== ドメイン名
ドメイン名を問われるので,
scitec.kobe-u.ac.jp
を入力する.
= ユーザーとパスワードのセットアップ
== root パスワードの設定
root のパスワードを問われるので, 適切なパスワードを入力する.
root パスワードの管理者は OS をインストールしている者とする.
テプラを作り直すときには root パスワード管理者を先頭にすること.
* 2016 年度 tako:
* 2016 年度 ika : 櫻本
== ユーザーアカウントの設定
あとで消去することを前提に, "test" というアカウント名のテストユーザーを作成する.
新しいユーザーの本名 "test"
アカウントのユーザー名 "test"
パスワードは任意とする (ただし, クラックされない程度の強度のもの)
テストユーザーは作業用アカウント作成時に消去する.
なぜならば, この段階ではユーザー ID を指定してユーザーアカウントを作成できないため, ((<gate-toroku-system|ITPASSサーバ構築・運用ドキュメント#gate-toroku-system>)) で管理しているユーザー ID と衝突して不具合が出る恐れがあるからである.
複数のユーザーが全員 root パスワードを知っている状態は
セキュリティ的に問題があると考え,
後から構築作業用のアカウント
chikuwaX (ユーザー ID: 4000X) を作成する. 詳しくは
((<[ITPASS2015]構築作業用アカウント>))を参照せよ.
OS の基本システムのインストールが完了した後に行うこと.
= パーティショニング設定
== パーティショニングの方法
ディスクのパーティショニングで手動を選択する.
ディスクのパーティショニング方法を問われる.
まず, 以前に設定されていたパーティションを削除する. その後
SCSI7 (0,0,0) (sda) - 2.0 TB ATA Hitachi HDS72302
を選択する.
新しい空のパーティションテーブルを作成するか問われる.
はい
を選択する.
SCSI8 (0,1,0) (sdb) - 1.0 TB ATA Hitachi HDT72101
についても同様の操作を行う.
== パーティションニングするディスクの選択
以下のように表示され, パーティショニングするディスクを問われる.
SCSI7 (0,1,0) (sda) - 2.0 TB ATA Hitachi HDS72302
基/論 2.0 TB 空き領域
SCSI8 (0,1,0) (sdb) - 1.0 TB ATA Hitachi HDT72101
基/論 1.0 TB 空き領域
「空き領域」の行を選択する.
== ディスクのパーティショニング
両方のディスクに対し, 手動でパーティションを切る.
* 空き領域の利用方法
* 「新しいパーティションの作成」を選択する.
* 新しいパーティションのサイズ
* 下記を確認したうえで「60 GB」と入力する.
* kernel panic によってメモリとスワップの内容が
ルートパーティションに出力されても溢れないよう,
システム, メモリ, スワップのサイズより十分大きくする.
* 新しいパーティションのタイプ
* 「基本パーティション」を選択する.
* 新しいパーティションの場所
* 「先頭」を選択する.
* パーティション設定
* 以下のように変更する.
* マウントポイント: / (2 つめのディスクは「マウントしない」とする)
* 起動フラグ: オン (2 つめのディスクは「オフ」とする)
* 「戻る」を選択する.
* 上と同じ操作を繰り返す.
* スワップ
* サイズ: 「32 GB」
* メモリが 16 GB のため, スワップはその倍のサイズとする.
* タイプ: 論理
* 場所: 先頭
* 設定
* 利用方法: 「スワップ領域」
* 「戻る」
* /home
* サイズ: 「1.9 TB」 (残り全部)
* タイプ: 論理
* 設定
* マウントポイント: /home (2 つめのディスクは「マウントしない」とする)
最終的に以下のように表示される.
SCSI7 (0,1,0) (sda) - 2.0 TB ATA Hitachi HDS72302
1. 基本 60.0 GB B f ext4 /
5. 論理 32.0 GB f スワップ スワップ
6. 論理 1.9 TB f ext4 /home
SCSI8 (0,1,0) (sdb) - 1.0 TB ATA Hitachi HDT72101
1. 基本 60.0 GB f ext4 (なし)
5. 論理 32.0 GB f スワップ スワップ
6. 論理 908.2 GB f ext4 (なし)
そして,
パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み
を選択する. なお, 2 つ目のディスクに関して, 「マウントされないがかまわないか」
といった注意のメッセージが表示されたが, そのまま続行する.
== ディスクへの変更の書き込み
ディスクに変更を書き込むか問われるので,
はい
を選択する.
パーティション設定とフォーマットが行われるのでしばらく待つ.
= ベースシステムのインストール
ベースシステムのインストールをしばらく待つ.
= パッケージマネージャーの設定
== Debian アーカイブミラーの国
ミラーの国を問われるので,
日本
を選択する.
== Debian アーカイブミラー
利用するミラーを問われるので, "ftp.jp.debian.org" を選択する.
== HTTP プロキシの情報
使用する HTTP プロシキを問われるが, 使用しないので入力欄は空のままにする.
続ける
を選択する.
= Debian パッケージ利用調査
Debian パッケージ利用調査に参加するか問われるが,
いいえ
を選択する.
= ソフトウェアの選択とインストール
インストールするソフトウェアを問われるが, デフォルトでは
* グラフィカルデスクトップ環境
* 標準システムユーティリティ
を選択する. そして,
続ける
を選択する.
= ハードディスクへの GRUB ブートローダーのインストール
/dev/sda (ata-Hitachi_HDS723020BLA642_MN1220F302KVKD)
を選択する.
= インストール完了
インストールが完了した後, CD を取り出し
続ける
を選択する.
自動的に再起動が行われる.
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= 概要
Debian GNU/Linux 8.5.0(jessie) を ITPASS サーバにインストールする.
インストールディスクは, 「Debian GNU/Linux 8.5.0 インストール用 DVD (debian-8.5.0-amd64-netinst.iso)」を使用する.
= シャットダウン
この作業を行う前に, itpadmin グループに入れてもらうように, グループの保証人にお願いしておく.
この時点で管理者権限がなければ, 管理者権限を持っている人に, サーバをシャットダウンしてもらう.
# shutdown -h now
= インストールディスクの起動
電源を入れ、インストールディスクを挿入する.
"Installer boot menu" が表示されるので,
Graphical Install
を選択する.
= 言語環境の設定
== Select language
インストール時に使用する言語を問われるので,
Japanese
を選択する.
== 場所の選択
場所を問われるので,
日本
を選択する.
== キーボード配置の選択
キーボード配置を問われるので,
日本語
を選択する.
= ネットワークの設定
==ネットワークハードウェアの検出
リムーバブルメディアから読み込むかと問われるので,
いいえ
を選択する.
== ネットワークインターフェイス
使用するネットワークインターフェイスを問われるので,
eth1: Intel Corporation 82541PI Gigabit Ethernet Controller
を選択する.
その後, 自動で DHCP によるネットワーク設定が始まる.
ITPASS のネットワークは DHCP を提供しないので,
失敗する.
== ネットワークの設定方法
ネットワークの設定方法を問われるので,
ネットワークを手動で設定
を選択する.
== IP アドレス
IP アドレスを問われるので, ITPASS サーバ本体のテプラに書いてある IP アドレスを見て,
(tako) 133.30.109.21
を入力する.
== ネットマスク
ネットマスクを問われるので,
255.255.255.0
を入力する.
== ゲートウェイ
ゲートウェイを問われるので,
133.30.109.254
を入力する.
== ネームサーバアドレス
ネームサーバアドレスを問われるので,
133.30.14.2 133.30.14.3 133.30.8.2
を入力する.
== ホスト名
ホスト名を問われるので, ITPASS サーバ本体のテプラに書いてあるホスト名
tako-itpass
を入力する.
== ドメイン名
ドメイン名を問われるので,
scitec.kobe-u.ac.jp
を入力する.
= ユーザーとパスワードのセットアップ
== root パスワードの設定
root のパスワードを問われるので, 適切なパスワードを入力する.
root パスワードの管理者は OS をインストールしている者とする.
テプラを作り直すときには root パスワード管理者を先頭にすること.
* 2016 年度 tako:
* 2016 年度 ika : 櫻本
== ユーザーアカウントの設定
あとで消去することを前提に, "test" というアカウント名のテストユーザーを作成する.
新しいユーザーの本名 "test"
アカウントのユーザー名 "test"
パスワードは任意とする (ただし, クラックされない程度の強度のもの)
テストユーザーは作業用アカウント作成時に消去する.
なぜならば, この段階ではユーザー ID を指定してユーザーアカウントを作成できないため, ((<gate-toroku-system|ITPASSサーバ構築・運用ドキュメント#gate-toroku-system>)) で管理しているユーザー ID と衝突して不具合が出る恐れがあるからである.
複数のユーザーが全員 root パスワードを知っている状態は
セキュリティ的に問題があると考え,
後から構築作業用のアカウント
chikuwaX (ユーザー ID: 4000X) を作成する. 詳しくは
((<[ITPASS2015]構築作業用アカウント>))を参照せよ.
OS の基本システムのインストールが完了した後に行うこと.
= パーティショニング設定
== パーティショニングの方法
ディスクのパーティショニングで手動を選択する.
ディスクのパーティショニング方法を問われる.
まず, 以前に設定されていたパーティションを削除する. その後
SCSI7 (0,0,0) (sda) - 2.0 TB ATA Hitachi HDS72302
を選択する.
新しい空のパーティションテーブルを作成するか問われる.
はい
を選択する.
SCSI8 (0,1,0) (sdb) - 1.0 TB ATA Hitachi HDT72101
についても同様の操作を行う.
== パーティションニングするディスクの選択
以下のように表示され, パーティショニングするディスクを問われる.
SCSI7 (0,1,0) (sda) - 2.0 TB ATA Hitachi HDS72302
基/論 2.0 TB 空き領域
SCSI8 (0,1,0) (sdb) - 1.0 TB ATA Hitachi HDT72101
基/論 1.0 TB 空き領域
「空き領域」の行を選択する.
== ディスクのパーティショニング
両方のディスクに対し, 手動でパーティションを切る.
* 空き領域の利用方法
* 「新しいパーティションの作成」を選択する.
* 新しいパーティションのサイズ
* 下記を確認したうえで「60 GB」と入力する.
* kernel panic によってメモリとスワップの内容が
ルートパーティションに出力されても溢れないよう,
システム, メモリ, スワップのサイズより十分大きくする.
* 新しいパーティションのタイプ
* 「基本パーティション」を選択する.
* 新しいパーティションの場所
* 「先頭」を選択する.
* パーティション設定
* 以下のように変更する.
* マウントポイント: / (2 つめのディスクは「マウントしない」とする)
* 起動フラグ: オン (2 つめのディスクは「オフ」とする)
* 「戻る」を選択する.
* 上と同じ操作を繰り返す.
* スワップ
* サイズ: 「32 GB」
* メモリが 16 GB のため, スワップはその倍のサイズとする.
* タイプ: 論理
* 場所: 先頭
* 設定
* 利用方法: 「スワップ領域」
* 「戻る」
* /home
* サイズ: 「1.9 TB」 (残り全部)
* タイプ: 論理
* 設定
* マウントポイント: /home (2 つめのディスクは「マウントしない」とする)
最終的に以下のように表示される.
SCSI7 (0,1,0) (sda) - 2.0 TB ATA Hitachi HDS72302
1. 基本 60.0 GB B f ext4 /
5. 論理 32.0 GB f スワップ スワップ
6. 論理 1.9 TB f ext4 /home
SCSI8 (0,1,0) (sdb) - 1.0 TB ATA Hitachi HDT72101
1. 基本 60.0 GB f ext4 (なし)
5. 論理 32.0 GB f スワップ スワップ
6. 論理 908.2 GB f ext4 (なし)
そして,
パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み
を選択する. なお, 2 つ目のディスクに関して, 「マウントされないがかまわないか」
といった注意のメッセージが表示されたが, そのまま続行する.
== ディスクへの変更の書き込み
ディスクに変更を書き込むか問われるので,
はい
を選択する.
パーティション設定とフォーマットが行われるのでしばらく待つ.
= ベースシステムのインストール
ベースシステムのインストールをしばらく待つ.
= パッケージマネージャーの設定
== Debian アーカイブミラーの国
ミラーの国を問われるので,
日本
を選択する.
== Debian アーカイブミラー
利用するミラーを問われるので, "ftp.jp.debian.org" を選択する.
== HTTP プロキシの情報
使用する HTTP プロシキを問われるが, 使用しないので入力欄は空のままにする.
続ける
を選択する.
= Debian パッケージ利用調査
Debian パッケージ利用調査に参加するか問われるが,
いいえ
を選択する.
= ソフトウェアの選択とインストール
インストールするソフトウェアを問われるが, デフォルトでは
* グラフィカルデスクトップ環境
* 標準システムユーティリティ
を選択する. そして,
続ける
を選択する.
= ハードディスクへの GRUB ブートローダーのインストール
/dev/sda (ata-Hitachi_HDS723020BLA642_MN1220F302KVKD)
を選択する.
= インストール完了
インストールが完了した後, CD を取り出し
続ける
を選択する.
自動的に再起動が行われる.
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