[Memo2012][ITPASS]CPU・MB・グラフィックボード・電源の初期不良チェック
ここでは, CPU・マザーボード・グラフィックボード・電源の初期不良チェックを行った.
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概要
チェックには stress コマンドを用いる.
CPU の負荷耐性テストを通して, マザーボード・グラフィックボード・電源の初期不良もテストされるものと考える.
stress コマンドのインストール
stress コマンドは Debian パッケージで配布されているため, 次のコマンドでインストールできる.
# apt-get install stress
チェック
stress コマンドを実行し, 機材の負荷耐性・CPU ファンの冷却機能が十分かどうかをテストした.
チェック 1
stress コマンドを 10 分間走らせ再起動した後に, BIOS 画面で CPU の温度を確認した.
# stress --cpu 8 --timeout 10m
- オプションの説明
- --cpu 8 : sqrt() を 8 プロセス行う
- cpu のスレッド数に合わせて適宜変えること
- 10m : 10 分間実行する
- --cpu 8 : sqrt() を 8 プロセス行う
チェック 2
stress コマンドを 1 時間走らせ再起動した後に, BIOS 画面で CPU の温度を確認する.
# stress --cpu 8 --timeout 1h
結果の判断
初期不良がないと判断できる基準の例
- 途中で電源が落ちるなどの障害がなく, stress コマンドが終了
- BIOS 画面で確認した CPU の温度が 55 度前後
- 再起動している間に多少冷えるため, BIOS 画面で 55 度であっても stress コマンドを実行中は 60 度前後であると考えられる
- 10mでは 55.4 ℃, 1h では 52.5 ℃だった.
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References:[[ITPASS2012]2012年度サーバ構築ログ]