[ITPASS2018]RAM の不良チェック

概要

ここでは, memtest86+ を用いて, RAM の不良チェックの方法を述べる.

RAM の不良チェック

注意

このドキュメントを作成したメモリテストは, Debian stretch で行った.

準備

チェックする RAM を用意する.

  • ドキュメント作成時にチェックした RAM
    • DDR 1333 4 GB 4 枚

memtest86+ のインストール

apt を用いて memtest86+ をインストールする.

# sudo apt-get install memtest86+

(既にインストールされていることもある.)

memtest86+ が正しくインストールされていることの確認

memtest86+.bin の存在を確かめる.

$ ls /boot/

grub の設定

OS を起動すると, grub のブートメニューに, memtest86+ の選択肢が表示されているはずである.

memtest86+ によるメモリチェック

OS 起動直後, grub の画面で

memtest86+

を選択し, メモリチェックを開始する.

メモリチェックが自動的に開始される.

なお, この作業には非常に長い時間がかかる. 帰宅直前に開始し, 翌日に確認するような予定で実施すると良いだろう.

エラーが出た場合の対処・初期不良チェック

上記のメモリチェックでエラーが表示されることもあるだろう.

もし複数のメモリを一度にチェックした際にエラーが表示された場合には, メモリを 1 枚ずつ取り付けて, どのメモリに原因があるのか確認すること.

Last modified:2018/12/17 11:26:45
Keyword(s):
References:[[ITPASS2018]2018年度サーバ構築マニュアル]