[ITPASS2014]sudo の設定
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概要
構築者全員が root パスワードを知っているのはセキュリティ上危険である. そこで sudo の設定を行い, 特定のユーザが自分のパスワードで root 権限を行使できるようにする.
構築作業用の管理者ユーザの追加
ユーザの追加については, [ITPASS2014]構築作業用アカウント を参考にして行うこと.
/etc/sudoers の編集
root でログインし, 以下のコマンドを入力する.
# apt-get install vim # 既にインストールされている場合はしなくてよい # export EDITOR=vim # visudo
環境変数 EDITOR に指定されたエディタ (上記の設定では vim) が立ち上がる.
文末に以下を追加する. 以下, ユーザ名 hoge の場合である.
hoge ALL=(ALL) ALL
追加後, 保存しようとすると
/etc/sudoers.tmp
に書き込むか問われるが, 書き込む.
保存後
# ls -a /etc
と入力すると, /etc には sudoers.tmp という名前のファイルは存在しないことが確認される.
先ほど書き込んだ内容は, 実は /etc/sudoers に書き込まれており,
# less /etc/sudoers
で確認できる.
root になれるかの確認
root 権限を持てるようになった一般ユーザでログインし, 以下を入力する.
$ sudo -s
このあとに一般ユーザアカウントのログインパスワードを入力し, root になりかわることができれば OK である.
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References:[[ITPASS2014]構築作業用アカウント] [[ITPASS2014]2014年度サーバ構築ログ] [[Memo2015][ITPASS]構築作業用アカウント]