[Exp2011] レクチャー・実習の反省
2011 年度 ITPASS 実習の反省をまとめています.
各回ごとに記載していますが, 他の回の反省も参考になる点があると思いますで, チェックしてみてください.
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実習全体を通しての反省
- 実習生の人数に関して
- 1 台につき 2 人が限度
- レクチャー
- BIOS は内容を縮小してもいいのではないか
- 実習内容と直結していない
- 数値計算の今年追加した部分
- 三体問題は問題設定が難しすぎたかもしれない
- 結果が確認できるような問題が理想
- 「数値計算」という面に重きを置いた方がよい
- Fortran 勉強会のように, 一からプログラムを書かせるなど
- 案
- その 1: Fortran などの説明
- その 2: 二体問題などの説明
- 三体問題は問題設定が難しすぎたかもしれない
- 分解・組み立て
- PC が精密機械であることを強調する
- 自分で壊した機材の問題で他の実習生に迷惑をかけない
- 分解の際に部品の掃除もする
- シェルスクリプト
- 実習内容に, 実際にシェルスクリプトを作成して動かす, という内容が少ない
- if や do などを用いたサンプルスクリプトをコピーして動かしてみるなどしたほうがよい
- 実習内容に, 実際にシェルスクリプトを作成して動かす, という内容が少ない
- ネットワークコンピューティング
- 「ssh におけるホスト認証」は◎に格上げしてもよい
- BIOS は内容を縮小してもいいのではないか
- 実習内容をどこまで消化するか
- 時間の許す限り, ◎以外も全部やる
- 実習生のやる気や体力の問題ではない
- 時間の許す限り, ◎以外も全部やる
- 資料に関して
- チェック担当者が前年のレクチャー担当者かどうかにはこだわらない
- 予習のつもりで全員資料に目を通しておくべき
- 特に実習資料に関しては全員がちゃんと理解しておく
- 主担当者は, 実習資料に従って実際に手を動かしてみる
- 欲しいもの
- 書籍
- グリス
- 各 TA で残量を確認し, 8/5(金)のミーティングで購入数決定
- 予備機材
- CPU クーラーは予備があった方がよい
- 実習期間中は機材交換の余りで出たものを確保しておく
- CPU クーラーは予備があった方がよい
- 実習生の反応はどうだったか
- 授業評価アンケートの結果が出たら再度議論する
- 授業態度の悪い実習生への対応
- もう少し TA が注意する
- あまりに目に余る場合はスタッフから注意してもらう
- 606 号室でのレポート作成について
- 質問や使用に時間制限を設ける
- 自宅でレポートができる環境を整えることをもっと勧める
- 質問もメールで投げるようになるはず
- 実習生からの質問への対応
- 自分で調べても分からないことだけ質問してもらうようにする
- 丁寧に教えすぎない
- TA は自分の担当の実習生に普段の居場所を言っておく
- 実習生にはできるだけ自分の担当の TA に質問してもらう
- 各実験機への TA の振り分け
- 一つの島に同一研究室の人が固まらないようにする
- 実習編のミーティング
- 開始時間が守られていなかった
- 特にロガーは早めに準備をする
- 開始時間が守られていなかった
- 5 階の TA
- 6 階と勝手が違うので, 前年の TA を最低一人は残しておく
- 去年からの申し送りで話し合っていない事
- ドキュメントの整理
- 実習生が学外で計算機環境を整える方法を, もう少し丁寧にドキュメント化する (安東)
- 例年出るような問題点に関しては Q&A ページを作る
- 締め切り: 8/5(金)
- 実習生が学外で計算機環境を整える方法を, もう少し丁寧にドキュメント化する (安東)
- ドキュメントの整理
最低限 UNIX (Linux) 1 : 04/22
レクチャー 1
- MD5 の話の場合は,『復号化は困難』という表現は正しいが,『DES に比べて MD5 は安全性が高い』という表現に変更したほうが良いのではないか
- パスワードクラックは復号化によって行われるものではないので, 復号化という単語は用いないほうが良い
実習 1
- 保証人の林先生と連絡がとれていなかった
- 来年から伝えておく
- 5 階のネットワークの準備が遅れた
- 接続方法の引継ぎを忘れていた
- 来年度から, 5 階の担当者は昨年度の担当者より接続方法を聞いておく
- gate の仮パスワードをメモするのを忘れていた
- TA がきちんと呼びかけるようにする
- 『ITPASS サーバのアカウント作成』の『アカウント申請』の項目の初めに,仮パスワードをメモする注意書きを入れる
- gdm が切れていない実験機があった
- 来年度からは gdm を実習前までに切っておく
最低限 Unix (Linux) 3 : 05/13
レクチャー 3
- スクリーンに映すと見づらいスライドがあった (黒い背景に透過を使っている箇所)
- 接続テストをしていなかった
- シェルスクリプトのつかみどころのスライド
- #!bin/bash になっていて / が抜けている
- 本日の一冊
- 「詳解」が「詳細」になっている
- 誤字脱字に関しては資料チェックの時点で注意深く見ておく
実習 3
環境変数の項目で以下のように入力するとエラーが出た.
$ export LC_ALL=latin1
- 事前に "latin1" を入れておくべきだった
- 無理に早く実習生を帰さなくてもよかったのでは?
- ○ぐらいまでは終わらせてもよかったかもしれない
- 課題ページで同じ名前のリンクをクリックすると常に一番上の項目に飛んでしまう
- 項目の名前はなるべく区別できるようにする
最低限 Internet : 05/20
レクチャー 4
- TCP と UDP の具体的な通信速度の差
- web で調べたがよくわからなかった
- 書籍などで調べればよい
- アドレッシングの言葉使い
- 「割り当てる」はおかしい?
- ヘッダーに付けるという意図が伝わるような言葉にする
- 「割り当てる」はおかしい?
- ドメイン名の構造
- 「.」は各ドメインにはいらない
- 自然科学研究科は scitec で scitec. ではない
- 「.」は各ドメインにはいらない
- MAC アドレスがないと通信できないのか
- ルーターが間に挟まっていれば, ルーターで MAC アドレスがいる?
- 最終的には MAC アドレスがいる?
- MAC アドレスの必要性を説明できるようにする
- よくわからないので改善しましょう
- プライベートアドレスがグローバルアドレスに「変換される」という言葉遣い
- 参考にしている文献があれば言えばいい
- 具体的に何をしているのかを説明した方がいい
- 通信手順の絵
- ルータが一つしかないのがおかしい
- ゲートウェイをネットワークごとに描く
- ルータが一つしかないのがおかしい
実習編 4
- 実習資料の VTA という記述は TA に統一する
ハードウェア解説と機器の分解 : 06/03
レクチャー 5
- 『個人用低価格コンピュータ』の説明
- パーソナルコンピュータの訳としては『個人用コンピュータ』にして,補足説明として『当時のメインフレームに比べて低価格であった』ということを言ってはどうか
実習編 5
- joho04 の CPU ファンが取り辛い
- 来週は予備の CPU ファンを使う
- フィルタの掃除なども実習内容に加えてはどうか
- マニュアルを印刷する際に、注意事項のページも印刷しておいた方が良い
- マザーボードにつける CPU のカバーが無い
- joho05
- joho06 のものを代用中
- joho08
- カバー無し
- 備品チェックのページに CPU のカバーを追加する(井谷)
- joho05
- グリスのボトルのキャップが入れ替わっている
- 正しくは1が青で,2が白
- 各担当者がチェックしておく
機器の組み立て : 06/10
レクチャー 6
- 質問を受ける時間がなかった
- 要所要所で確認をする
- 『〜な感じ』, 『〜など』といった語尾をにごす言い方が多かった
- はっきりと言い切ったほうがよい
- 答えられなかった質問が放置される
- レクチャーの最後に何かしらの回答をする
- スライドの文章に不適切な部分があった
- p12 『ハードウェアの管理』
- 動作の初期チェックは何が行うのか
- p18 『OS 起動プログラム呼び出し』
- 『BIOS がハードディスクのブートローダを起動し, メインメモリへ転送』の順番
- 北大の実習資料を参照してみる
- p12 『ハードウェアの管理』
実習編 6
- joho02
- グリスがなくなった
- CPU の温度が 55℃ になっている
- ファンを掃除すれば下がるのではないか
- joho04
- CPU ファンの取り付けピンが破損
- 予備と交換した
- CPU ファンの取り付けピンが破損
- joho05
- ディスプレイに信号がいかない
- ファンの挙動がおかしい
- メモリではない
- joho02 と部品を取り換えてチェックしてみる
- 購入する部品をチェックする (高橋(由))
- 来週に間に合わなければ, joho05 の実習生を他の実験機に割り振る
- joho07
- LAN ケーブルを挿したまま起動すると, OS が立ち上がらない
- 再インストール時に様子見
- ドライバーの先端がつぶれかけている
- LAN ケーブルを挿したまま起動すると, OS が立ち上がらない
- joho08
- CPU ファンの取り付けピンが破損
- 予備と交換した
- CPU ファンの取り付けピンが破損
- joho10
- CPU ファンの取り付けピンが変形
- 着脱する際に注意が必要
- グリスが古くなっているかもしれない
- OS が立ち上がらない
- "karnel panic" と表示される
- SATA ケーブルを差し替えたり HDD を交換しても立ち上がらない
- 次の実習までに再インストールを試してみる (中坊)
- CPU ファンの取り付けピンが変形
- joho13
- グリスがなくなった
- CPU ファンが取り付けにくい
- HDD ランプが点かない
- joho14
- CPU ファンの取り付けピンが破損
- 予備と交換した
- HDD ランプが点かない
- CPU ファンの取り付けピンが破損
- CPU 温度の基準を設けたほうがよい
- 10 分経過後に 50 ℃以下
Linuxのインストール : 06/17
レクチャー 7
- 話の流れとスライドの順番がかみ合っていない部分があった
- OS 起動の話
- 語句の説明を後でする場合
- 説明する際に, その語句がどういう場面で使われていたか思い出しやすいよう配慮する
実習 7
- インストールマニュアルの順序が実際と前後しているものがあった
- 「ユーザとパスワードのセットアップ」は, 正しくは「ネットワークの設定」と「ディスクのパーティショニング」の間
- 修正しておく (大西)
- インストール前のパーティションの切り方が実験機によってまちまち
- インストールマニュアルにはパーティショニング後のスクリーンショットだけ載せておけばいいのではないか
- 設定マニュアルの冒頭の「root でログインし…」という記述をもう少し具体的にする
ネットワークコンピューティングと文字コード : 06/24
レクチャー 9
- スライド 12 枚目の「Network Computing まとめ」
- 目次とあわせるなら 「Network Computing の基礎のまとめ」
実習 9
- なりすまし実験がうまくいかなかった
- ホストキーを書き換えた後, ホストにログインするとき警告が出なかった
- ホストで ssh のデーモンを start したときに「鍵が読み込めません」と出た
- ホストキーを作る作業を 2 回行うと警告が出るようになったところもあった
- 実習資料を検証した
- リモートホストの鍵が, DSA 形式では無く RSA 形式で生成されていた
- 現在は DSA よりも RSA が主流になっている
- 実習の実行例で, DSA 形式のホスト公開鍵を用いている箇所を全て RSA に書き換えた
- squeeze には /etc/inetd.conf がない
- デフォルトでは入っていないので, 実習前に openbsd-inetd, inetutils-inetd のいずれかをインストールする
X Window System : 07/01
レクチャー 10
実習 10
- gdm3, gdm をアンインストールせずに実習を行うと, X が他の実験機から飛んでこなかった.
- gdm が原因.
- Xhost のアウトプットが正常時とは異なるようになってしまい, 作業が続けられなくなったので再起動した. 結果, 上手くいった.
- デスクトップ環境に入った後 su で他のユーザと入れ替わると, X クライアントのウインドウが現れない(仕様である).
- この回の実習は, startx を実行したユーザーのままで行う必要がある.
- joho 10 では, 先日から GNOME の調子が悪い(例えば, メニューバーがでない)ために, 実習が上手く進まなかった.
- 再インストールにより解決
- joho 13, 14 では, X サーバ側からのアクセス制限(より厳しいアクセス制限)の項目で期待どおりの動作とならなかった.
- joho 13 のディスプレイが映らなくなった.
- ディスプレイ側の DVI 端子がおかしい
- 予備部品の VGA ケーブルで代用
- 保証期間を確認する(末次)
- 購入してから 5 年以内, 使用時間が 3 万時間以内
- 検討する (高橋(芳))* 実習が円滑に進むように, 事前検証をしっかり行うことが望まれる(特に, X ウインドウシステムの回は気をつける).
数値計算実習 その2 : 07/15
レクチャー 12
- ヤコビ定数の説明の『全エネルギーに相当する』という文
- 後から見た人が混乱するため, 消しておく
- 言われたことを頭の中で計算するのはよくない
- 実習生がおいていかれる
- 白板を使って説明したほうがよい
- 単位系の簡単化
- 発表の中では, 次元を合わせておいたほうがわかりやすい
- 例 : slide10 の運動方程式
- 発表の中では, 次元を合わせておいたほうがわかりやすい
- μ1 とμ2 の使用
- 数値計算実習その 1 と表記を合わせたほうがよい
- slide13 などの図の引用
- 本からの引用についても書いておく
- ルンゲクッタの精度
- テイラー展開の何次までの精度なのかを式などを用いて説明する
実習 12
- 実習生が軌道のプロットを楽しんでいた
- TA が内容を把握しておく
- 実習生により深い知識を教えられるように
- 実習内容についての考察が加えられるとよい
- 解析解と数値解
- set size square のコマンドはなくてもよい
- デフォルトでも配置が正三角形になるため
- set size square のコマンドはなくてもよい
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