[Exp2009]ITPASS サーバでレポートを公開するには

概要

この実習では, 今後何回か課題が出題され, みなさんにレポートを提出してもらうことになります.

レポートは, 紙に書いて提出するのではなく, ウェブ上に公開することによって提出してもらいます.

ここでは, ITPASS サーバを利用してレポートをウェブ上に公開する方法を簡単に説明します.

ITPASS サーバでレポートを公開する

ITPASS サーバにログイン

まずは ITPASS サーバにログインしましょう.

$ ssh login_name@epa.scitec.kobe-u.ac.jp
      ^^^^^^^^^^
      あなたの ITPASS サーバでのログイン名

ITPASS サーバにログインする方法について分からないことがあれば, ITPASS サーバのアカウント作成を参考にしてください.

公開ディレクトリの作成

ITPASS サーバにログインしたら, public_html という名前のウェブに公開するためのディレクトリを, ホームディレクトリに作ります.

$ cd                    < ホームディレクトリに移動
$ mkdir public_html     < 公開ディレクトリ public_html を作成

レポートの公開

public_html の中に置かれたファイルは, 基本的にウェブで公開されることになります.

なので, たとえば report.txt というファイル名のレポートを公開したければ, report.txt を public_html に移動すればよいのです.

以下のように report.txt を作成し, 自分のホームディレクトリに移動させてみましょう.

$ echo '1 + 1 = 2' > report.txt        < report.txt に '1 + 1 = 2' と書き込む
$ mv report.txt ~/public_html          < report.txt を ~/public_html に移動

公開されることの確認

実際に, 今作った report.txt がちゃんと公開されるかブラウザで確認してみましょう.

ブラウザで

http://epa.scitec.kobe-u.ac.jp/~login_name/report.txt
                                ^^^^^^^^^^
                                あなたの ITPASS サーバでのログイン名

という URL にアクセスして '1 + 1 = 2' と表示されれば OK です.

index.html

public_html に index.html という HTML で書かれたファイルを作成すると, ブラウザで

http://epa.scitec.kobe-u.ac.jp/~login_name/
                                ^^^^^^^^^^
                                あなたの ITPASS サーバでのログイン名

にアクセスするだけで index.html の内容が表示されます.

~/public_html/report01/index.html という HTML ファイルがあった場合も, 同様に

http://epa.scitec.kobe-u.ac.jp/~login_name/report01/

にアクセスするだけで index.html の内容が表示されます.

index.html のサンプル

HTML ファイルの書き方については触れませんが, index.html のごく簡単なサンプルファイル sample.html を サンプル に置いています. 欲しい人はコピーしてファイル名を index.html に変更してください.

$ cp ~itpass/ftp/exp/fy2009/090501/practice/hiki-samples/sample.html .          < カレントディレクトリに sample.html をコピー
$ mv sample.html index.html           < sample.html のファイル名を index.html に変更

index.html を public_html 以下のディレクトリに移動させることをお忘れなく...

スケジュール表・各回資料 (05/01)