名前:半田大樹
担当情報実験機:joho-08
2020 年の東西平均した子午面温度分布の季節変化
(2020年の東西平均した子午面温度分布の月ごとの変化)
1.”$ wget [データのURL]” でデータを入手する.
2.”$ wget [quiz1.rb.txtのURL]” でスクリプトファイルを入手する.
3.”$ mv quiz1.rb.txt quiz1.rb” でスクリプトファイルの拡張子をrbに変更する.
4.”$ ruby quiz1.rb” で quiz1.rb を実行する.
5.”$ convert -delay 100 -loop 0 dcl_*.png result1.gif” を実行してdcl_0001.png, dcl_0002.png, …, dcl_0012.pngをまとめ, result1.gifという動画ファイルを作る.
6.”$ eog result1.gif” で動画ファイルを表示する.
2020/01 2020/02 2020/03 2020/04 2020/05 2020/06 2020/07 2020/08 2020/09 2020/10 2020/11 2020/12
・ファイル名の dcl_00**.png の ** の部分が月を表している. ( 例えば1月の図なら dcl_0001.png となる. )
・横軸が緯度, 縦軸が圧力を表している. 緯度は値が正なら北緯, 負なら南緯となる. つまり図では右端が北緯90度, 左端が南緯90度となる. 圧力の単位はmillibar(=hPa)である. 図の上へ向かうほど高度が高い.
・温度は色で表している. 温度と色は右側のカラーバーの通りに対応しており, またカラーバーの値の単位はK(ケルビン)である.
・温度の値は月ごとに平均している.
・地上付近では, 平均気温は6~8月には北半球のほうが, 12~2月には南半球のほうが高い. これは地軸が傾いていることにより, 時期によって昼の長さが変化することが原因だと考えられる. 北半球では6~8月に昼が長く, 南半球では12~2月に昼が長いため, このような結果となると思われる.
・対流圏上部~成層圏付近(~400millibar)では極付近以外にも赤道付近の温度がまわりよりも低くなっている.
なし
なし
・すべての図でトーンが一定になるよう調整した.
・図のタイトルに月を表示するようにした.
赤道における東西平均東西風の高度分布の時間変化
1.”$ wget U-wind_datas“ を実行して, データを入手するためのシェルスクリプト( quiz2_datas.sh ) を入手する.
2.”$ ./quiz2_datas.sh” で必要なデータ( 2010年~2020年の東西風のデータ ) を入手する.
3.”$ mv quiz2.rb.txt quiz2.rb” でスクリプトファイルの拡張子を rb に変更する.
4.”$ ruby quiz2.rb” で quiz2.rb を実行する.
5.問1の動画ファイルを作成した後である場合, “$ rm dcl_0012.png” で dcl_0012.png のファイルのみ削除する. ( quiz2.rb で作成するpngファイルは dcl_0001.png, dcl_0002.png, …, dcl_0011.png までのため)
6.”$ convert -delay 100 -loop 0 dcl_*.png result2.gif” を実行してdcl_0001.png, dcl_0002.png, …, dcl_0011.pngをまとめ, result2.gif という動画ファイルを作る.
7.”$ eog result2.gif” で動画ファイルを表示する.
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
・ファイル名の dcl_****.png の **** の部分が年を表している. ( 2010年の図なら dcl_0001.png, 2011年の図なら dcl_0002.png, ..., 2020年の図なら dcl_0011.png となる. )
・横軸が月日, 縦軸が圧力を表している. 圧力の単位は millibar ( = hPa )である. 図の上へ向かうほど高度が高い.
・色は東西風の速度を表し, 速度の値は右のカラーバーの通りになっている. 速度の単位は m/s である. また, 速度の値は東向き ( 西風 ) が正.
・図の上部 ( ~60 millibar ) では約2年ごとに東西風の向きが入れ替わっていることが確認できる. これは成層圏準二年周期振動 ( QBO: Quasi-biennial oscillation ) と呼ばれているものである. 成層圏は圧力がおよそ 250 ~ 1.5 millibar の範囲である.
・小倉義光, 一般気象学 第二版補訂版, p.22 図2.1 温度の高度分布と大気層の区分
- 成層圏の圧力範囲を調べるのに用いた.
なし
・矢印よりも色で描画したほうがわかりやすいと思い, カラーバーを使って表現した.
・東西風の速度の変化は圧力が ~ 60 millibar の範囲で顕著に見られたので, 描画する圧力の範囲を ~ 200 millibar にした.
・入手する必要のあるデータファイルが多かったので, シェルスクリプトを作成してダウンロードしやすくした.
・描画してみるとかなり成層圏準二年周期振動がわかりやすく起きており, 驚いた.