#!/usr/bin/ruby # 使用するライブラリの読み込み. (以下 2 行は「決まり文句」.) require "numru/ggraph" include NumRu # NetCDF ファイル "air.2000.nc" から変数 "air" を読み, GPhys オブジェクト gp に # 格納 gp = GPhys::IO.open( "air.2000.nc", "air" ) # NetCDF ファイルから東西風と南北風の変数を読み、GPhys オブジェクトに格納 gpu = GPhys::IO.open("uwnd.2000.nc","uwnd" ) gpv = GPhys::IO.open("vwnd.2000.nc","vwnd" ) # 画面を開く (open) # 引数の 1 は画面への描画を表す # 2 はファイルへの出力を表す # (デフォルトでは出力は pdf 形式でファイル名は dcl.pdf) DCL.swpset("ifl",1) DCL.gropn(2) # 描画に関わる各種の指定 DCL.uzfact(0.6) # フォントサイズ (元の値に対する比率) DCL.sgpset('lclip',true) # 軸範囲を超えた領域を描画しない DCL.glpset('lmiss',true) # 欠損値処理 GGraph.set_axes('xlabelint'=>10) # x 軸にラベルを書く間隔 GGraph.set_axes('ylabelint'=>10) # y 軸にラベルを書く間隔 # 描画画面を準備 # itr の 1 は横軸, 縦軸ともに線形を表す # 2 は横軸が線形軸, 縦軸が対数軸を表す # 3 は横軸が対数軸, 縦軸が線形軸を表す # 4 は横軸, 縦軸ともに対数軸を表す # 10 は正距円筒図法 (いわゆる経度-緯度座標) を表す GGraph.set_fig( 'itr'=> 10 ) # 地図情報の指定. ここでは海岸線を描くように設定. GGraph.set_map( 'coast_world'=>true, 'grid'=>true ) # for を使うことで, 2000 年 1 月 1 日, 2 月 1 日, 3 月 1 日, ... の一か 月ごと>の分布を描画 for i in 1..12 # 2000 年 1 月 1 日から 12 月 1 日までの一か月おきの日付の文字列を生成 # ruby では文字列を + で結合することができる # i は元々整数型変数. # + を使って結合するためには文字列でなければならないため, # to_s メソッド (s は string の略) を使って文字型変数に変換している. time_label = "2000-" + i.to_s + "-01 00:00:0.0" # 繰り返し回数, 日付を画面に表示 print i, " : ", time_label, "\n" # トーン (色付け) で描画 # 第一引数は描画するデータの GPhys オブジェクト # 第二引数の true は新しい図であることの指定 # 以下の指定の順番は問わない # annotate は図の右上に書かれる情報の表示の有無の指定 # map_axes は正距円筒図法において軸のラベルを書くかどうかの指定 # nlev は使用するトーン (色分け) の数の指定 # min は描画するトーンの最小値の指定 # max は描画するトーンの最大値の指定 # GPhys オブジェクト gp から time_label を用いて切り出していることに注意 GGraph.tone( gp.cut('lon'=>120..150,'lat'=>20..60,'time'=>DateTime.parse(time_label)), true, 'annotate'=>true, 'map_axes'=>true, 'nlev'=>30, 'min'=>210, 'max'=>320 ) # カラーバーを描画 GGraph.color_bar # ベクトルを描画 # 第一引数は描画するベクトルの x 成分の GPhys オブジェクト # 第二引数は描画するベクトルの y 成分の GPhys オブジェクト # 第三引数の true は新しい図を表す GGraph.vector( gpu.cut( 'time'=>DateTime.parse(time_label)),gpv.cut('time'=>DateTime.parse(time_label)), false, "xintv"=>2, "yintv"=>2, "factor"=>10, "unit_vect"=>false ) end # 画面を閉じる (close) DCL.grcls