ITPASS 実習レポート 1

名前:山口祐香理

担当情報実験機:joho05

問 1

スクリプトの URL

scripts/quiz1.rb.txt

スクリプトの使い方の解説

上のスクリプトを
$ wget http://itpass.scitec.kobe-u.ac.jp/~yama314/report01/scripts/quiz1.rb.txt
でコピーした後

$ mv quiz1.rb.txt quiz1.rb
で拡張子を.rb に変更し

$ wget ftp://ftp.cdc.noaa.gov/Datasets/ncep.reanalysis/surface/slp.2019.nc
$ wget ftp://ftp.cdc.noaa.gov/Datasets/ncep.reanalysis/surface_gauss/uwnd.10m.gauss.2019.nc
$ wget ftp://ftp.cdc.noaa.gov/Datasets/ncep.reanalysis/surface_gauss/vwnd.10m.gauss.2019.nc
で3個のデータファイルをダウンロードした後

$ ruby quiz1.rb
でスクリプトファイルを実行してください。

生成されたファイルを
$ convert -delay 100 -loop 0 dcl_*.png movie.gif
で1つのmovie.gifにまとめ、

$ eog movie.gif
で確認することができます。


データファイルのURL
slp.2019.nc uwnd.10m.gauss.2019.nc, vwnd.10m.gauss.2019.nc

作成した図 (動画ファイル) へのリンク

動画のURL
results/movie.gif

図から読み取れること

5日の0時に経度160°緯度15°付近にみられる台風15号は、日本の東に広がる高気圧と押しあいながら発達しつつ北西へと進み、7日18時には経度140°緯度30°まで北上しています。そこから、東北東へと進路を変え8日0時に上陸、12時には日本の近畿から関東までを覆い、9日には日本を抜けています。作成した動画を見る限り、風はあまり強くはなく、降雨による被害が大きかったのではないかと推定しました。
また、この10日間を通じて、緯度15°経度135°付近に風の渦ができやすいことが読み取れます。

参考資料

井上君のレポート
6時間ごとの図を切り出すコードを参考にしました。
気象庁 2019年台風15号の台風経路図
台風の経路と発生日時を参考にしました。

共同作業した人の名前

なし

工夫したこと, 感想

配布資料の範囲が全世界であったため、気象庁の2019年台風15号のデータと照らし合わせ て表示範囲と期間を決めました。また、トーンに与える色の数を増やすことで気圧の変化がわかりやすいようにし、カラーバーの横線を消すことで各カラーを見やすくしました。
台風15号は気圧変化があまりなく、いつ発生し消滅したかを読み取るのが難しかったです。

問 2

スクリプトの URL

scripts/quiz2.rb.txt

スクリプトの使い方の解説

上のスクリプトを
$ wget http://itpass.scitec.kobe-u.ac.jp/~yama314/report01/scripts/quiz2.rb.txt
でコピーした後

拡張子を
$ mv quiz2.rb.txt quiz2.rb
で.rbに変更し、

3個のデータファイルを
$ wget ftp://ftp2.psl.noaa.gov/Datasets/ncep.reanalysis.dailyavgs/pressure/air.2000.nc
$ wget ftp://ftp2.psl.noaa.gov/Datasets/ncep.reanalysis.dailyavgs/pressure/uwnd.2000.nc
$ wget ftp://ftp2.psl.noaa.gov/Datasets/ncep.reanalysis.dailyavgs/pressure/vwnd.2000.nc
でダウンロードした後

$ ruby quiz2.rb
でシェルスクリプトを実行してください。

$ eog dcl_0002.png
$ eog dcl_0008.png
で生成されたファイルdcl_0002.png,dcl_0008.pngを確認できます。

データファイルのURL
air.2000.nc uwnd.2000.nc, vwnd.2000.nc

作成した図 (動画ファイル) へのリンク

図のURL
results/dcl_0002.png, results/dcl_0008.png

図から読み取れること

1枚目の図は、2000年2月1日0UTの日本付近の大気温度と東西風の瞬間値です。
温度の高い場所から低い場所に向かって北西の風が一様に吹いているものの、緯度20°付近では北東の風が吹いていることが読み取れます。前者は季節風、偏西風、ジェット気流などの影響であり、後者は貿易風の影響であると考えられます。
2枚目の図は、2000年8月1日0UTの日本付近の大気温度と東西風の瞬間値です。
1枚目と同様に、温度の高い場所から低い場所に向かって南西の風が吹いていることが読み取ることができ、南からの季節風と偏西風、ジェット気流の影響であると考えられます。

参考資料

Wikipedia 大気循環
日本付近の風を調べるのに参考にしました。

共同作業した人の名前

なし

工夫したこと, 感想

図示の範囲を日本付近に限定し、風向がよくわかるようにベクトルの間隔や大きさを調整 しました。偏西風、ジェット気流どちらかの影響のみを考えたい場合は高度を定める必要 があると感じました。