ITPASS 実習 レポート 2

数値計算実習課題

名前 小倉 匠真

担当情報実験機名 joho02

その1

tex ファイルの URL

texファイル

pdf ファイルの URL

pdfファイル

参考資料

http://mailsrv.nara-edu.ac.jp/~asait/latex/tex_introduction.htm texコマンドを調べるのに参考にしました。

http://kmuto.jp/latex/ texコマンドを調べるのに参考にしました。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/latex/ texコマンドを調べるのに参考にしました。(tex入力と出力が比較されていてわかり易かったです)

工夫したことや感想

初めてtexを使い、初めは上手く変換できなかったりと慣れるまでは苦労したが、pdfできれいな文章を見たときは少し感動した。タイトルやページ、数式番号を自動でつけてくれるので、卒論などに役立てたいと思う。

その2

実習の目的

三体問題において、2つの惑星のパラメータ(factorと初期位置(xp(3)))を変化させ、それぞれがどのような軌道になるのかをFortran,Gnuplotを使って調べる。

factor:木星と土星の質量を変化させるパラメータ。太陽の質量を1としたときの木星、土星の質量はfactor倍された値となる。

xp(3):土星の初期位置を定めるパラメータ。この実習ではxp(3)つまり、土星のx成分のみの初期位置を変化させている。

結果

安定な軌道不安定な軌道

(左図:安定な軌道 右図:不安定な軌道)
(fort.14 u 2:3=太陽 fort.14 u 4:5=木星 fort.14 u 6:7=土星)

表.

factorを5通り、xp(3)を6通りに変化させて軌道を調べた。(縦軸xp(3)の値 横軸factorの値)
1.02.08.016.020.0
1.1×××××
1.3××××
1.5×××
1.837
3.0
5.0

考察

表を見ると、factorが小さくxp(3)が大きいほど軌道が安定していることが分かる。その事実を万有引力の関係式と比較すると、万有引力=小さい → 軌道が安定 であることがわかる。また、ケプラーの第二法則(面積速度一定)から、近日点速度>遠日点速度なので、今回の結果は感覚的にも理解しやすいと思われる。
また、今回の実習のパラメータ設定をさらに拡張し、扱う惑星の数を増やしていけば、太陽系以外の系にも当てはめることが出来るのではと思う。

共同作業者名

船津

工夫したことや感想など

数値計算を待つのが煩わしかったので、端末を二つ開いて同時進行で行いました。今回は比較的短い計算時間だったが、膨大な量の計算をする時はバックグラウンドで計算させたり、隣のパソコンを使って計算させたら、効率が良いと思いました。