■三体問題の表結果■

factor \ xp(3) 1.1 1.3 1.5 1.83 4.0 10.0
0.1
0.5
1.0 ×
20.0 × × ×
100.0 × × × × ×
◯:安定軌道
△:判断しかねる軌道
×:不安定軌道

解説

このことより、factorーつまり、残りの2星の質量ーが小さいほど安定した軌道が描ける。かつ、初期位置xp(3)の距離が離れるほど、安定な軌道を描くことができるといえる。
つまり、これらは互いに比例関係にあるといえ、質量が小さければ、2惑星間の距離がたとえ近くても1つの系として成立し得る。








■軌道図■

◎ ○の軌道図の例 [factor=1.0,xp(3)=1.5]

解説

太陽を中心として、二体が綺麗な楕円軌道を描いている。
質量の大きさに対して、十分な2星間距離がとられていると考えることができる。


◎ △の軌道図の例 [factor=0.5,xp(3)=1.1]

解説

前の安定軌道ほど綺麗な楕円軌道に統一されていない。かといって、完全な直線を描くほどには弾き飛ばされてはいない。振れ幅の大きな、不安体な軌道を描く。


◎ ×の軌道図の例 [factor=20.0,xp(3)=1.1]

解説

不安定であるため、遠方に惑星が弾き飛ばされていることがわかる。
極端に2惑星間が狭く、かつ質量は大きいためだと考えられる。