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Debian GNU/Linux 5.0(lenny) のインストール


  1. まずはじめに
  2. ハードウェア構成と使用する OS
  3. インストールメディアの作成
  4. BIOS 設定
  5. インストール手順
  6. 参考文献

まずはじめに

再インストールをすると, ITPASS サーバにログインするための秘密鍵 (04/24 の実習編 で作成したもの) が消えてしまいます. そこで, 各自情報実験機から ITPASS サーバ にログインして, 以下のコマンドを入力してください.

$ gate-user-authkey-unlock <username> 

<username> のところは自分のユーザー名に置き換えてください.

※ ITPASS サーバへのログイン方法

$ ssh <username>@itpass.scitec.kobe-u.ac.jp

この操作は VTA の人も行ってください.

全員が操作を完了したら, インストールを始めましょう.

ハードウェア構成と使用する OS

ハードウェア構成は以下の通り.

Mother Board:
ASUS P5Q DELUXE
CPU:
Intel Core2QuadQ9550(2.83GHz)
Memory:
CFD W2U1066DQ-2GLZJ/2048
HDD:
Hitachi Deskstar 7K1000.B
Optical Drive:
Buffalo DVSM-SL20FB-WH
VGA:
ATI SA-HD4550 512MB GDDR3 PCI-E LP
NIC:
Intel PWLA8391GTLP Bulk
電源:
Owltech Seasonic SS-500HM
筐体:
Owltech OWL-611SLT/N

使用する OS は Debian GNU/Linux である. 2009/03/18 時点での安定バージョンである lenny (バージョン 5.0) を用いる.

インストールメディアの作成

www.jp.debian.org にて提供されている公式 installer を使用する. ここではdebian-500-amd64-netinst.iso(isoimage) を使用することにした.

isoimage を download してきた後に, 適当なソフトを使用して CD-R に焼いておく. (今回は焼いたものがケースの中に入れてある)

BIOS 設定

以下では, 画像リンクは拡大表示される(要JavaScript). 拡大表示された画像を閉じる場合は x を押す, もしくはマウスで 「CLOSE」をクリックすること.

index.files/pic-install-s/BIOS0.jpg
Express Gate が起動したら 方向キーを操作し, BIOS を呼び出す.

index.files/pic-install-s/BIOS1.JPG
左右キーで「Boot」のタブに移動. Boot Device Priority で Enter キーを入力,

index.files/pic-install-s/BIOS2.JPG

1st Boot Device を DVD ドライブにに設定する.

最後に, 「Exit」から「Exit & Save Changes」を選択し, 設定を保存する.

再起動の前に インストールメディアの作成で 準備したインストール CD をドライブに挿入しておくと良い.


インストール手順

以下, インストール手順を記す. 各情報実験機固有の情報に修正すべき部分もあるので適宜読み替えること.

インストーラ起動

index.files/pic-install-s/001.JPG

CD が読み込まれ, インストーラが起動すると 左の画面が表われる.

Install
Graphical install
Advanced options
Help

ここでは, 「Graphical install」を選択する.


Choose language

index.files/pic-install-s/002.png

「Japanese - 日本語」を選択し, 「Continue」

以下では screenshot を押すとスクリーンショットが取得できる. スクリーンショット等は install したシステムの /var/log/installer/ 以下に置かれる.


キーボード配置の選択

index.files/pic-install-s/003.png

「日本 (106 キー)」を選択し, 「続ける」


ネットワークの設定 -プライマリネットワークインターフェイス-

index.files/pic-install-s/004.png

マザーボード上側に LAN ケーブルをつないでいる場合は「eth1」を,

マザーボード下側に LAN ケーブルをつないでいる場合は「eth0」を,

LAN カードに LAN ケーブルをつないでいる場合は「eth2」を選択し, 「続ける」


ネットワークの設定 -ホスト名-

index.files/pic-install-s/005.png

「johoXX-itpass」と入力.

XX は PC ケースに張られているシールを参照. また空白を含めないこと.

確認したら「続ける」


ネットワークの設定 -ドメイン名-

index.files/pic-install-s/006.png

「scitec.kobe-u.ac.jp」と入力して「続ける」


ディスクのパーティショニング -パーティショニング方法-

index.files/pic-install-s/007.png

「手動」を選択し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -ハードディスクの選択-

index.files/pic-install-s/008.png

「SCSI1 (0,0,0) (sda) - 1.0 TB ATA Hitachi HDT72101」を選択し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -パーティションテーブルの作成-

index.files/pic-install-s/009.png

「はい」を選択し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -領域の選択-

index.files/pic-install-s/010.png

「> 基/論 1.0 TB 空き領域」を選択し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -空き容量の利用方法-

index.files/pic-install-s/011.png

「新しいパーティションの作成」を選択し「続ける」


ディスクのパーティショニング -新しいパーティションのサイズ-

index.files/pic-install-s/012.png

「100 GB」に設定し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -新しいパーティションのタイプ-

index.files/pic-install-s/013.png

「基本パーティション」を選択し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -新しいパーティションの場所-

index.files/pic-install-s/014.png

「先頭」を選択し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -起動フラグ-

index.files/pic-install-s/015.png

起動フラグを「オン」に変更し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -セットアップ終了-

index.files/pic-install-s/016.png

「パーティションのセットアップ終了」を選択し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -スワップ領域の作成-

index.files/pic-install-s/017.png

「> 基/論 900.2 GB 空き領域」を選択し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -スワップ領域の作成(2)-

index.files/pic-install-s/018.png

「新しいパーティションの作成」を選択し「続ける」


ディスクのパーティショニング -スワップ領域の作成(3)-

index.files/pic-install-s/019.png

「10 GB」に設定し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -スワップ領域の作成(4)-

index.files/pic-install-s/020.png

「基本パーティション」を選択し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -スワップ領域の作成(5)-

index.files/pic-install-s/021.png

「末尾」を選択し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -スワップ領域の作成(6)-

index.files/pic-install-s/022.png

利用方法を「スワップ領域」に変更する


ディスクのパーティショニング -スワップ領域の作成(7)-

index.files/pic-install-s/023.png

「パーティションのセットアップを終了」を選択し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -パーティショニング終了-

index.files/pic-install-s/024.png

スクリーンショットと同じように設定されていることを確認後,

「パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み」を選択し, 「続ける」


ディスクのパーティショニング -ディスクへの書き込み-

index.files/pic-install-s/025.png

「はい」を選択し, 「続ける」


ユーザーとパスワードのセットアップ -root のパスワード-

index.files/pic-install-s/026.png

root のパスワードを入力し, 「続ける」


ユーザーとパスワードのセットアップ -新しいユーザの本名-

index.files/pic-install-s/027.png

本名を半角英数字で入力し, 「続ける」


ユーザーとパスワードのセットアップ -新しいアカウントのユーザ名-

index.files/pic-install-s/028.png

半角英数字で入力し, 「続ける」

このアカウント名は, ITPASS サーバに登録したものと揃える.


ユーザとパスワードのセットアップ -新しいアカウントのパスワード-

index.files/pic-install-s/029.png

半角英数字で入力し, 「続ける」


パッケージマネージャの設定 -国・地域の選択-

index.files/pic-install-s/030.png

「日本」を選択し, 「続ける」


パッケージマネージャの設定 -Debian アーカイブミラーの選択-

index.files/pic-install-s/031.png

「ftp.jp.debian.org」を選択し, 「続ける」


パッケージマネージャの設定 -プロキシの設定-

index.files/pic-install-s/032.png

空白のまま, 「続ける」


popularity-contest の設定

index.files/pic-install-s/033.png

任意. (好きな方を選択)

ここでは「はい」を選択し, 「続ける」


ソフトウェアの選択

index.files/pic-install-s/034.png

「デスクトップ環境」, 「標準システム」を選択し, 「続ける」


ハードディスクへの GRUB ブートローダのインストール

index.files/pic-install-s/035.png

「はい」を選択し, 「続ける」


インストール完了

index.files/pic-install-s/036.png

インストール作業完了.

お疲れさまでした.


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参考文献


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Last Updated: 2009/03/13 (島津 通), Since: 2009/03/13 (島津 通)