ディレクトリの作成に関しての細かい話

今回の課題が必要になるライブラリの一部でインストール先が「lib」と「rib」の2種類になっています。

(理由)

当初は他の方々と同じように「lib」というディレクトリを/home/tuguyuki 以下に作成しました。最初のispackのインストールの段階では順調に進んでいたのですが、NetCDFをインストールする段階で、lib内にlibnetcdf.aが作られずに、不要なファイルが多く生成されていました。その件が原因かは不明ですが、インストールは失敗していました。

そこで、libの中を全て消去して再度インストールを試みましたが、同じ結果になってしまいました。理由は不明ですが、ribと名前を変更した後にインストールが成功しました。

とはいっても、libというディレクトリは結局はNetCDFをインストールした段階で新しく生成されたため、libとribで置かれているファイルが異なるため、他の人との操作が少し異なっている部分があります。

インストールまでの流れ

/home/tuguyuki 以下にribディレクトリ作られる。

$ cd rid

$ wget http://www.gfd-dennou.org/library/ispack/ispack.tar.gz

ribディレクトリに移動した後、ダウンロードを行う。

$ tar zxf ispack.tar.gz

ダウンロードしたファイルを解凍する。するとispack-0.71というファイルが作られる。

$ cd ispack-0.71

$ vi Mkinclude

ispack-0.71内にMkincludeというファイルがあるので、viを用いてマクロの定義を書き換えることにする。

FC=g95 ←g77をg95に変更した。

DESTDIR=/home/tuguyuki/rib ←.からの変更(※libではない)

DIRS= ← -mpiが後ろに付いているものは削除した。

$ make

$ make static

上記でコンパイルを実行すると、In file fepack.f:143 との表示が出てしまう。

$ cd fepack/src

$ vi fepack.f

viを用いて、fepack.fの143行目を書き換える。具体的には、DO(I)=RDを右に5マス移動させて、上下の列に揃える。

$ make

$ make static

再びコンパイルを実行してみると、/home/tuguyuki/ribにlibisp.aが作られた。インストールは成功しました。