3,ISPACKのインストール


展開したことにより作成されたディレクトリ ispack-0.71 に移動する。

$ cd ispack-0.71

ディレクトリの Mkinclude の以下の環境設定を書き換える

$ vi Mkinclude

DIRS : インストールするライブラリを表しているので、今回の情報実験機には不要な並列計算用ライブラリ、
つまり「-mpi」が付いているものを削除する。
DESTDIR : ライブラリを置くディレクトリを指定するもので、「DESTDIR= /home/tishida/lib」と書き換える。
FC : 使用するFortranコンパイラを指定するもので、G95 Fortran を用いるため、「FC= g95」と書き換える。

以上の設定を行った後、ispack-0.71 ディレクトリ内でインストールする。

$ make;make static

しかし、

In file fepack.f:143

DD(I)=RD
 1
Error: Non-numeric character in statement label at (1)
In file fepack.f:143
DD(I)=RD
   1

というエラーがでた。
「fepack.f」の143行目がおかしいようなので

$ cd fepack/src/
$ vi fepack.f

で「fepack.f」の143行目を見ると Fortran77 では、プログラム本文の前に6つの空白が必要だが、
6つの空白がないので空白を作る。

再び ispack-0.71 ディレクトリ内でインストールすると今度は正常にインストールが完了し、
/home/tishida/lib ディレクトリに「libisp.a」が作成される。

以上でISPACKのインストールは完了した。


4,NetCDFのインストール→
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