SPMODELライブラリを動作させるのに必要ないくつかのライブラリのインストール


・ISPACKライブラリのインストール

ここでダウンロードできるので、ディレクトリ~/libへダウンロード

$ wget http://www.gfd-dennou.org/arch/ispack/ispack.tar.gz
$ zcat gt4f90io_current.tgz | tar -xvf -

で展開すると、ispack-0.71というディレクトリができる。

(以下ispack-0.71ディレクトリ内にできたREADME参照。)

ispack-0.71のディレクトリのMkincludeファイル内のマクロ定義を自分の環境に合わせて変更する。

$ vi Mkinclude
FC=g95
DESTOR=/home/mami/lib
DIRSの3行目→c2pack p2pack p3pack \

(FC→Frotranコンパイラ名、DESTOR→共有ライブラリの置き場所ディレクトリ、DIRS→ライブラリ化したいパッケージのみを列挙する。初期状態では全パッケージになっている。)


$ make ; make static

fepack/src/fepack.fの143行目がおかしいといわれる。
Fortranではプログラム本文の前に空白が6マス必要だが、143行目にはその空白がないため、空白を半角で6マスあけ、上の列にそろえる。

再度ispack-0.71ディレクトリで

$ make ; make static

libディレクトリにlibisp.aというファイルができる。

インストール完了。


・netcdfのインストール

ここにあるnetcdf-3.6.1.tar.gzをディレクトリ~/libへ ダウンロード

$ http://www.gfd-dennou.org/library/netcdf/unidata-mirror/netcdf-3.6.1.tar.gz

ダウンロードしたディレクトリで

$ zcat netcdf-3.6.1.tar.gz | tar -xvf -

と入力して展開すると、netcdf-3.6.1.tar.gzというディレクトリができる。

さらにその中にsrcというディレクトリができている。

srcに移動後、環境設定。

$ FC=g95 ; export FC

(# apt-get install gccと実行し、gccパッケージをインストール)

$ ./configure --prefix=/home/mami

srcディレクトリに新しくmacros.makeができる。

$ make
$ make check
$ make install

libディレクトリにlibnetcdf.a、binディレクトリにncbump、ncgenが生成される。

インストール完了。


・gt4f90ioのインストール

ここにあるgt4f90ioをダウンロードする。

$ wget http://www.gfd-dennou.org/library/gtool4/gt4f90io/gt4f90io_current.tgz

とダウンロード

$ zcat gt4f90io_current.tgz | tar -xvf -

で展開。gt4f90io-20080605というディレクトリができる。

gt4f90io-20080605ディレクトリに移動。

$ FC=g95 ; export FC

と環境変数を指定。

$ ./configure --with-netcdf=/home/mami/lib/libnetcdf.a --prefix=/home/mami

ディレクトリ内に新しくConfig.mkというファイルができる。

$ make
$ make test
$ make install

libディレクトリにlibgt4f90io.a 、 binディレクトリにgt4configとgt4frtが生成される。

インストール完了。


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