３.spmlのインストール

• 自分のホームディレクトリ「/home/ahnhs/」）に移動する。移動したところで以下のコマンドを実行し、spmlライブラリをダウンロード、解凍（展開）する。
  $ wget http://www.gfd-dennou.org/library/spmodel/spml.tar.gz ←spmodelのダウンロード
  $ tar zxvf spml.tar.gz ←spmodelの解凍

  すると、「/home/ahnhs/」の以下に、ディレクトリspmlが作成される。
  次に、ディレクトリspmlに移動する。

  $ cd spml
  
  
  
• configureを実行する。
  $ ./configure \
  　--with-ispack=/home/ahnhs/lib/libisp.a \
  　--with-netcdf=/home/ahnhs/lib/lib/libnetcdf.a \
  　--with-gt4f90io=/home/ahnhs/lib/lib/libgt4f90io.a \
  　--prefix=/home/ahnhs/lib
  
  configure実行の際、各ライブラリのパスの指定に注意が必要。
  
  おまけ：configureのオプションの説明
  
  --with-ispack= : ISPACK ライブラリ(libisp.a) の場所
  --with-netcdf= : netcdf ライブラリ (libnetcdf.a)
  --with-gt4f90io= : gt4f90io ライブラリ (libgt4f90io.a)
  --with-ssl2= : FUJITSU SSL II ライブラリ (オプショナル)
  --prefix= : インストール先のディレクトリ
  
  
  
• 以下のコマンドを実行し、インストールを行う。
  $ make
  $ make install

  「/home/ahnhs/lib/lib」の以下にlibspml.a、「/home/ahnhs/lib/bin」の以下にspmcofigとspmfrtが作成されたら、spmlのインストール完了!!

• でも、念のため、”インストールが正常に完了したか”確認のサンプルプログラムを1つ動かして確認してみよう。
  
  
  • まず、ディレクトリspml内のディレクトリdemo（「/home/ahnhs/spml/demo」）に移動する。
    $ cd demo
    
    
  • 「demo」というディレクトリ内にある、任意の1つのファイルを選び（ここでは、at_diff.f90）、makeコマンドでコンパイルし、実行する。
    $ make at_diff.out
    $ ./at_diff.out

    すると、ディレクトリdemoにat_diff.ncが作成される。

  • 描画ソフト「GAVE」を用い、描いてみる。実際に描いた図は こちら!!
    $ gave at_diff.nc

    gpviewを用い、描画することもできる。
    

    例：$ gpview at_diff.nc@zeta

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