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グループユーザの利用法 (sudo の利用方法)


グループユーザの利便性

gate 登録システムでは、個人ユーザとは別に、 グループユーザの管理を行うことができます。 グループユーザは以下のように利用することができます。

グループユーザを利用するには

グループユーザを利用するには、まずグループユーザの作成を行います。 そのためにはまず、 グループ申請 を行います。 この際、「保証人ログイン名」にはそのグループの責任者を、 「メンバー」にはそのグループユーザを利用できるユーザを 羅列してください。 申請後、 認証 を行います。認証を行うのは、グループ申請の際に「保証人ログイン名」 に指定したユーザです。 (たいていはグループ申請を行う本人が自身を保証人とし、 その後自分で認証することになるでしょう)。 以上でグループユーザの作成は完了です。

gate 登録システムでは、グループユーザにパスワードを 設定していません。理由としては、複数の人間で同一の パスワードを管理することはセキュリティ上危険と考えている からです。グループユーザとなって作業するには、 以下に紹介する sudo というユーティリティが必要です。 当然ながら、システムに sudo がインストールされている必要があります。 インストール方法については sudo のインストール を参照してください。

なお、sudo によってあるグループユーザに成り代われるのは、 そのグループユーザ作成の申請時に「メンバー」として指定した ユーザのみです。ユーザの追加や削除を行う際には 更新/変更 を行ってください。

sudo の使い方

sudo によって、あるグループユーザに成り代わる 際には、以下のようにします。この際にパスワードを 聞かれるので、自分のパスワード を入力してください。

	% sudo -u グループユーザ名 -s

あるコマンドを実行する瞬間のみグループユーザに 成り代わるときには、以下のようにします。

	% sudo -u グループユーザ名 コマンド名

sudo のインストール

以下は、sudo のインストールに関する補足事項です。

sudo のインストールは、例えば Debian GNU/Linux では 以下のようにします。

	# apt-get install sudo

この他の多くの OS でも、既に sudo は OS 毎にパッケージング されていてコマンド一発でインストールできると期待されます。

ただしそういったものが見つからない場合、 Sudo Main Page からソースコードをダウンロードし、ビルドとインストールを 手動で行ってください。


gate_at_itpass.scitec.kobe-u.ac.jp (_at_ を @ に変換して下さい)
$Id: group-sudo.html,v 1.3 2014/04/22 11:22:43 murashin Exp $