IT pass HikiWiki - [itbase2023]Unix コマンドの基礎 Diff
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多くの科学技術計算・データ解析は, Unix/Linux の CUI 上でのコマンド
入力で実施することになります.
コマンドに慣れて, たくさんのコマンドを使いこなしましょう.
== Unix コマンドに関する基礎知識
Unix のコマンドはシステムにもよりますが最低 200 〜 300 程度はあります.
ある目的のために使えるコマンドは 1 つとは限りません. 個々のコマンドは
大抵単純な動作をするものばかりですが, コマンドを組み合わせることで
いろいろな目的に利用できるようになります. コマンドの組合せの工夫次第で,
ある目的の操作が簡単に行えることもあります.
いきなり上手に組み合わせることはできなくても, 「こんなことができるのでは?」と想像力を豊かにしていろいろ試してみてください.
== コマンド入力の約束
以下にコマンド入力時に共通した約束を挙げます.
* 大文字小文字は区別する.
* コマンド入力の最後には, 必ずエンターキーを押す.
エンターを押すことで, コマンド入力が終ったことをシェルに知らせます. 押さないといくら待っても何もおきません.
もし引数 (オプションやファイル名) を指定する場合は,
* コマンドと引数の間には空白文字 (スペースかタブ) をいれる.
* 引数と引数の間にも空白文字 (スペースかタブ) をいれる.
== 引数の分類
コマンドには 1) 引数がいらないもの, 2) 引数を必要とするもの 3) 場合によって引数がいるものがあります. 引数を与える場合, 以下のものが考えられます.
* オプション (スイッチ)
コマンドの動作を変化させるものです. 多くの場合 "-" (マイナス, ハイフン)に続く英文字で指定.
* ファイル名
相対パスあるいは絶対パスで指定したファイルに対してなんらかの操作をする場合.
* 文字列
以上 2 つに分類できないもの. 例えば, 日付やログイン名, 出力したい文字そのものなど.
== man についての予備知識
((<man| [itbase2023]Unix ((<man|[itbase2023]Unix の代表的なコマンド一覧#man>)) は Unix のコマンドマニュアルを表示するコマンドです. あるコマンドの動作, 引数の付け方の詳細は man を見るのが王道です. また一度は man 自身のマニュアルに目を通し, 少なくとも下記の事柄をチェックしておきましょう.
* man に限らず, 多くの Unix の解説書で使われるコマンド書式の約束事が書かれています.
* コマンドの内容によって章 (section) が存在します. 例えば passwd(1) と passwd(5) はまったく異なる内容の説明です.
* マニュアルページは決まった構成で書かれています. ("名前", "書式", "説明"...) この構成を知っていると, 知りたいことがらを探すのに役立ちます.
== 参考資料
このページは
((<"北海道大学 理学院 情報実験 (INEX)"|URL:http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~inex>))
:
((<"Unix コマンド Tips"|URL:http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~inex/y2007/1019/command.html>))
を基に作成しました.
多くの科学技術計算・データ解析は, Unix/Linux の CUI 上でのコマンド
入力で実施することになります.
コマンドに慣れて, たくさんのコマンドを使いこなしましょう.
== Unix コマンドに関する基礎知識
Unix のコマンドはシステムにもよりますが最低 200 〜 300 程度はあります.
ある目的のために使えるコマンドは 1 つとは限りません. 個々のコマンドは
大抵単純な動作をするものばかりですが, コマンドを組み合わせることで
いろいろな目的に利用できるようになります. コマンドの組合せの工夫次第で,
ある目的の操作が簡単に行えることもあります.
いきなり上手に組み合わせることはできなくても, 「こんなことができるのでは?」と想像力を豊かにしていろいろ試してみてください.
== コマンド入力の約束
以下にコマンド入力時に共通した約束を挙げます.
* 大文字小文字は区別する.
* コマンド入力の最後には, 必ずエンターキーを押す.
エンターを押すことで, コマンド入力が終ったことをシェルに知らせます. 押さないといくら待っても何もおきません.
もし引数 (オプションやファイル名) を指定する場合は,
* コマンドと引数の間には空白文字 (スペースかタブ) をいれる.
* 引数と引数の間にも空白文字 (スペースかタブ) をいれる.
== 引数の分類
コマンドには 1) 引数がいらないもの, 2) 引数を必要とするもの 3) 場合によって引数がいるものがあります. 引数を与える場合, 以下のものが考えられます.
* オプション (スイッチ)
コマンドの動作を変化させるものです. 多くの場合 "-" (マイナス, ハイフン)に続く英文字で指定.
* ファイル名
相対パスあるいは絶対パスで指定したファイルに対してなんらかの操作をする場合.
* 文字列
以上 2 つに分類できないもの. 例えば, 日付やログイン名, 出力したい文字そのものなど.
== man についての予備知識
* man に限らず, 多くの Unix の解説書で使われるコマンド書式の約束事が書かれています.
* コマンドの内容によって章 (section) が存在します. 例えば passwd(1) と passwd(5) はまったく異なる内容の説明です.
* マニュアルページは決まった構成で書かれています. ("名前", "書式", "説明"...) この構成を知っていると, 知りたいことがらを探すのに役立ちます.
== 参考資料
このページは
((<"北海道大学 理学院 情報実験 (INEX)"|URL:http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~inex>))
:
((<"Unix コマンド Tips"|URL:http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~inex/y2007/1019/command.html>))
を基に作成しました.