IT pass HikiWiki - [Memo2020][ITPASS]OS のインストール Diff
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#[((<[ITPASS2020]2020年度サーバ構築マニュアル>)) へ戻る]
= 概要
Debian の最新版を tako-itpass にインストールした.
2020 年サーバ再構築時には Debian GNU/Linux 10.0.5(Buster) が最新版であったが, 最新版であった.
#= シャットダウン
#
#この作業を行う前に, itpadmin グループに入れてもらうように, グループの保証人にお願いしておくこと.
#この時点で管理者権限がなければ, 管理者権限を持っている人に, サーバをシャットダウンしてもらう.
#
#シャットダウンした
#
# # shutdown -h now
#
= インストールディスクの起動
電源を入れ, インストールディスクを挿入する.
"Installer boot menu" では,
Graphical Install
を選択した.
= 言語環境の設定
続く選択は, 下の表のように選択した.
# RT
delimiter = %
設定項目% 選択する項目
Select language% Japanese
場所% 日本
キーボード配置% 日本語
= ネットワークの設定
#2018 年度サーバ再構築時には, ネットワークインターフェイスを操作するために非フリーのファームウェアファイル (rtl_nic/rtl8168d-2.fw) が必要であると言われた.
#リムーバブルメディアが見つからないファームウェアをロードしますか? と問われたので
# いいえ
#を選択した.
== ネットワークインターフェイス
tako-itpass にはマザーボードとネットワークカードの二つのネットワークインターフェイスがある. それぞれ
enp2s0: Intel Corporation 82574L Gigabit Network Connection
と
enol: Intel Coorporation Device 15bc
である.
前者をグローバルネットワークに接続し, 後者をプライベートネットワークに接続することにする.
使用するネットワークインターフェイスは
enp2s0: Intel Corporation 82574L Gigabit Network Connection
を選択した.
なお, もう一つの選択肢
enol: Intel Coorporation Device 15bc
はプライベートネットワークに接続されている.
その後, 自動で DHCP によるネットワーク設定が始まるが, 失敗した.
(グローバルネットワークでは DHCP が提供されていないため.)
== その後のネットワークの設定
続く選択は, 下の表に基づいて選択する.
# RT
delimiter = %
設定項目% 選択する項目% 備考
ネットワークの設定方法% ネットワークを手動で設定%
IP アドレス% 133.30.109.21% サーバの筐体に貼られているテプラに書かれた IP アドレスを確認すること
ネットマスク% 255.255.255.0%
ゲートウェイ% 133.30.109.254%
ネームサーバアドレス% 133.30.14.2 133.30.14.3 133.30.8.2%
ホスト名% tako-itpass% サーバの筐体に貼られているテプラに書かれたホスト名を確認すること
ドメイン名% scitec.kobe-u.ac.jp%
= ユーザーとパスワードのセットアップ
== root パスワードの設定
root のパスワードは, 適切なパスワードを入力する.
root パスワードの管理者は OS をインストールしている者とする.
テプラを作り直すときには root パスワード管理者を先頭にすること.
#* 2018 年度 tako: 藤林 (サーバ移行後, 新 ika)
#* 2017 年度 ika: 高橋 (サーバ移行後, 新 tako)
== ユーザーアカウントの設定
あとで消去することを前提に, "test" というアカウント名のテストユーザーを作成した.
新しいユーザーの本名 "test"
アカウントのユーザー名 "test"
パスワードは適切なもの (クラックされない程度の強度のもの)
なお, テストユーザーは作業用アカウント作成時に消去する予定である.
#なぜならば, この段階ではユーザー ID を指定してユーザーアカウントを作成できないため, ((<gate-toroku-system|ITPASSサーバ構築・運用ドキュメント#gate-toroku-system>)) で管理しているユーザー ID と衝突して不具合が出る恐れがあるからである.
#複数のユーザーが全員 root パスワードを知っている状態は
#セキュリティ的に問題があると考え,
#後から構築作業用のアカウント
#chikuwaX (ユーザー ID: 4000X) を作成する.
#OS のインストールが完了した後に行うこと.
= パーティショニング設定
== パーティショニングの方法
ディスクのパーティショニングで
手動
を選択した.
#まず, 以前に設定されていたパーティションを削除する.
その後
SCSI3 (0,0,0) (sda) - 4.0 TB ATA ST4000DM004-2CV1
を選択した.
新しい空のパーティションテーブルを作成するか問われるので,
はい
を選択した.
もう一つの HDD
SCSI4 (0,0,0) (sdb) - 4.0 TB ATA ST4000DM004-2CV1
についても同様の操作を行った.
#
#== パーティションニングするディスクの選択
#
#以下のように表示され, パーティショニングするディスクを問われる.
#
# SCSI3 (0,0,0) (sda) - 4.0 TB ATA ST4000DM004-2CV1
# 4.0 TB 空き領域
# SCSI4 (0,0,0) (sdb) - 4.0 TB ATA ST4000DM004-2CV1
# 4.0 TB 空き領域
#
#「空き領域」の行を選択する.
== ディスクのパーティショニング
二つのディスクに対し, 下の手順で手動でパーティションを作成した
* / (ルート) パーティションの作成
* 「新しいパーティションの作成」を選択.
* 新しいパーティションのサイズ
* 下記を確認したうえで「1.0 TB」と入力.
# * kernel panic によってメモリとスワップの内容が
# ルートパーティションに出力されても溢れないよう,
# システム, メモリ, スワップのサイズより十分大きくする.
* 新しいパーティションの場所
* 「先頭」を選択.
* パーティション設定
* 以下の点を変更.
* マウントポイント: / (ただし, 2 つめのディスクは「マウントしない」とした)
* 起動フラグ: オフ
* 「パーティションのセットアップを終了」を選択.
* スワップパーティションの作成
* サイズ: 「64 GB」
* メモリが 32 GB のため, スワップはその倍のサイズとした.
* 場所: 先頭
* 設定
* 利用方法: 「スワップ領域」
* 「パーティションのセットアップを終了」
* EFI システムパーティションの作成
* サイズ: 「200 MB」
* 場所: 先頭
* 「パーティションのセットアップを終了」
* /home パーティションの作成
* サイズ: 「2.9 TB」 (残り全部)
* 設定
* マウントポイント: /home (ただし, 2 つめのディスクは「マウントしない」とした)
#2020 年のサーバ再構築では,
最終的に下の状態となった.
SCSI3 (0,0,0) (sda) - 4.0 TB ATA ST4000DM004-2CV1
1.0 MB 空き領域
1. 1000.0 GB f ext4 /
2. 64.0 GB f スワップ スワップ
3. 200.3 MB B f ESP
4. 2.9 TB f ext4 /home
859.6 kB 空き領域
SCSI4 (0,0,0) (sda) - 4.0 TB ATA ST4000DM004-2CV1
1.0 MB 空き領域
1. 1000.0 GB f ext4
2. 64.0 GB f スワップ スワップ
3. 200.3 MB B f ESP
4. 2.9 TB f ext4
859.6 kB 空き領域
パーティションの設定が終了後に,
パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み
を選択した.
2 つ目のディスクに関して,
「マウントされないがかまわないか」
といった注意のメッセージが表示されたが, そのまま続行した.
== ディスクへの変更の書き込み
ディスクに変更を書き込むの問いには,
はい
を選択した.
#パーティション設定とフォーマットが行われるのでしばらく待つ.
#= ベースシステムのインストール
#
#ベースシステムのインストールをしばらく待つ.
= パッケージマネージャーの設定
続く選択は, 下のように選択した.
# RT
delimiter = %
設定項目% 選択する項目
別の CD/DVD の検査% いいえ
Debian アーカイブミラーの国% 日本
Debian アーカイブミラー% ftp.jp.debian.org
== HTTP プロキシの情報
使用する HTTP プロシキを問われるが, 使用しないので入力欄は空のままとし,
続ける
を選択した.
= Debian パッケージ利用調査
Debian パッケージ利用調査への参加については,
いいえ
を選択した.
= ソフトウェアの選択
インストールするソフトウェアとしては,
* Debian デスクトップ環境
* SSH サーバ
* 標準システムユーティリティ
を選択した.
#
# 続ける
#
#を選択する.
= インストール完了
インストールが完了した後, CD を取り出し
続ける
を選択すると自動的に再起動するが,
[ OK ] Started GNOME Display Manager.
で停止してログイン画面が表示されなかった.
そこで, ((<こちら|URL:https://itpass.scitec.kobe-u.ac.jp/exp/fy2020/200928/practice_linuxInstall/pub/linuxinstall_supplement.pdf>))の方法に従って対処した.
#[((<[ITPASS2020]2020年度サーバ構築マニュアル>)) へ戻る]
#[((<[ITPASS2020]2020年度サーバ構築マニュアル>)) へ戻る]
= 概要
Debian の最新版を tako-itpass にインストールした.
2020 年サーバ再構築時には Debian GNU/Linux 10.0.5(Buster) が
#= シャットダウン
#
#この作業を行う前に, itpadmin グループに入れてもらうように, グループの保証人にお願いしておくこと.
#この時点で管理者権限がなければ, 管理者権限を持っている人に, サーバをシャットダウンしてもらう.
#
#シャットダウンした
#
# # shutdown -h now
#
= インストールディスクの起動
電源を入れ, インストールディスクを挿入する.
"Installer boot menu" では,
Graphical Install
を選択した.
= 言語環境の設定
続く選択は, 下の表のように選択した.
# RT
delimiter = %
設定項目% 選択する項目
Select language% Japanese
場所% 日本
キーボード配置% 日本語
= ネットワークの設定
#2018 年度サーバ再構築時には, ネットワークインターフェイスを操作するために非フリーのファームウェアファイル (rtl_nic/rtl8168d-2.fw) が必要であると言われた.
#リムーバブルメディアが見つからないファームウェアをロードしますか? と問われたので
# いいえ
#を選択した.
== ネットワークインターフェイス
tako-itpass にはマザーボードとネットワークカードの二つのネットワークインターフェイスがある. それぞれ
enp2s0: Intel Corporation 82574L Gigabit Network Connection
と
enol: Intel Coorporation Device 15bc
である.
前者をグローバルネットワークに接続し, 後者をプライベートネットワークに接続することにする.
使用するネットワークインターフェイスは
enp2s0: Intel Corporation 82574L Gigabit Network Connection
を選択した.
なお, もう一つの選択肢
enol: Intel Coorporation Device 15bc
はプライベートネットワークに接続されている.
その後, 自動で DHCP によるネットワーク設定が始まるが, 失敗した.
(グローバルネットワークでは DHCP が提供されていないため.)
== その後のネットワークの設定
続く選択は, 下の表に基づいて選択する.
# RT
delimiter = %
設定項目% 選択する項目% 備考
ネットワークの設定方法% ネットワークを手動で設定%
IP アドレス% 133.30.109.21% サーバの筐体に貼られているテプラに書かれた IP アドレスを確認すること
ネットマスク% 255.255.255.0%
ゲートウェイ% 133.30.109.254%
ネームサーバアドレス% 133.30.14.2 133.30.14.3 133.30.8.2%
ホスト名% tako-itpass% サーバの筐体に貼られているテプラに書かれたホスト名を確認すること
ドメイン名% scitec.kobe-u.ac.jp%
= ユーザーとパスワードのセットアップ
== root パスワードの設定
root のパスワードは, 適切なパスワードを入力する.
root パスワードの管理者は OS をインストールしている者とする.
テプラを作り直すときには root パスワード管理者を先頭にすること.
#* 2018 年度 tako: 藤林 (サーバ移行後, 新 ika)
#* 2017 年度 ika: 高橋 (サーバ移行後, 新 tako)
== ユーザーアカウントの設定
あとで消去することを前提に, "test" というアカウント名のテストユーザーを作成した.
新しいユーザーの本名 "test"
アカウントのユーザー名 "test"
パスワードは適切なもの (クラックされない程度の強度のもの)
なお, テストユーザーは作業用アカウント作成時に消去する予定である.
#なぜならば, この段階ではユーザー ID を指定してユーザーアカウントを作成できないため, ((<gate-toroku-system|ITPASSサーバ構築・運用ドキュメント#gate-toroku-system>)) で管理しているユーザー ID と衝突して不具合が出る恐れがあるからである.
#複数のユーザーが全員 root パスワードを知っている状態は
#セキュリティ的に問題があると考え,
#後から構築作業用のアカウント
#chikuwaX (ユーザー ID: 4000X) を作成する.
#OS のインストールが完了した後に行うこと.
= パーティショニング設定
== パーティショニングの方法
ディスクのパーティショニングで
手動
を選択した.
#まず, 以前に設定されていたパーティションを削除する.
その後
SCSI3 (0,0,0) (sda) - 4.0 TB ATA ST4000DM004-2CV1
を選択した.
新しい空のパーティションテーブルを作成するか問われるので,
はい
を選択した.
もう一つの HDD
SCSI4 (0,0,0) (sdb) - 4.0 TB ATA ST4000DM004-2CV1
についても同様の操作を行った.
#
#== パーティションニングするディスクの選択
#
#以下のように表示され, パーティショニングするディスクを問われる.
#
# SCSI3 (0,0,0) (sda) - 4.0 TB ATA ST4000DM004-2CV1
# 4.0 TB 空き領域
# SCSI4 (0,0,0) (sdb) - 4.0 TB ATA ST4000DM004-2CV1
# 4.0 TB 空き領域
#
#「空き領域」の行を選択する.
== ディスクのパーティショニング
二つのディスクに対し, 下の手順で手動でパーティションを作成した
* / (ルート) パーティションの作成
* 「新しいパーティションの作成」を選択.
* 新しいパーティションのサイズ
* 下記を確認したうえで「1.0 TB」と入力.
# * kernel panic によってメモリとスワップの内容が
# ルートパーティションに出力されても溢れないよう,
# システム, メモリ, スワップのサイズより十分大きくする.
* 新しいパーティションの場所
* 「先頭」を選択.
* パーティション設定
* 以下の点を変更.
* マウントポイント: / (ただし, 2 つめのディスクは「マウントしない」とした)
* 起動フラグ: オフ
* 「パーティションのセットアップを終了」を選択.
* スワップパーティションの作成
* サイズ: 「64 GB」
* メモリが 32 GB のため, スワップはその倍のサイズとした.
* 場所: 先頭
* 設定
* 利用方法: 「スワップ領域」
* 「パーティションのセットアップを終了」
* EFI システムパーティションの作成
* サイズ: 「200 MB」
* 場所: 先頭
* 「パーティションのセットアップを終了」
* /home パーティションの作成
* サイズ: 「2.9 TB」 (残り全部)
* 設定
* マウントポイント: /home (ただし, 2 つめのディスクは「マウントしない」とした)
#2020 年のサーバ再構築では,
最終的に下の状態となった.
SCSI3 (0,0,0) (sda) - 4.0 TB ATA ST4000DM004-2CV1
1.0 MB 空き領域
1. 1000.0 GB f ext4 /
2. 64.0 GB f スワップ スワップ
3. 200.3 MB B f ESP
4. 2.9 TB f ext4 /home
859.6 kB 空き領域
SCSI4 (0,0,0) (sda) - 4.0 TB ATA ST4000DM004-2CV1
1.0 MB 空き領域
1. 1000.0 GB f ext4
2. 64.0 GB f スワップ スワップ
3. 200.3 MB B f ESP
4. 2.9 TB f ext4
859.6 kB 空き領域
パーティションの設定が終了後に,
パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み
を選択した.
2 つ目のディスクに関して,
「マウントされないがかまわないか」
といった注意のメッセージが表示されたが, そのまま続行した.
== ディスクへの変更の書き込み
ディスクに変更を書き込むの問いには,
はい
を選択した.
#パーティション設定とフォーマットが行われるのでしばらく待つ.
#= ベースシステムのインストール
#
#ベースシステムのインストールをしばらく待つ.
= パッケージマネージャーの設定
続く選択は, 下のように選択した.
# RT
delimiter = %
設定項目% 選択する項目
別の CD/DVD の検査% いいえ
Debian アーカイブミラーの国% 日本
Debian アーカイブミラー% ftp.jp.debian.org
== HTTP プロキシの情報
使用する HTTP プロシキを問われるが, 使用しないので入力欄は空のままとし,
続ける
を選択した.
= Debian パッケージ利用調査
Debian パッケージ利用調査への参加については,
いいえ
を選択した.
= ソフトウェアの選択
インストールするソフトウェアとしては,
* Debian デスクトップ環境
* SSH サーバ
* 標準システムユーティリティ
を選択した.
#
# 続ける
#
#を選択する.
= インストール完了
インストールが完了した後, CD を取り出し
続ける
を選択すると自動的に再起動するが,
[ OK ] Started GNOME Display Manager.
で停止してログイン画面が表示されなかった.
そこで, ((<こちら|URL:https://itpass.scitec.kobe-u.ac.jp/exp/fy2020/200928/practice_linuxInstall/pub/linuxinstall_supplement.pdf>))の方法に従って対処した.
#[((<[ITPASS2020]2020年度サーバ構築マニュアル>)) へ戻る]