IT pass HikiWiki - [Memo2011][ITPASS] ika 構築作業ログ 11 (Hiki2) Diff
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11/10/27 に Hiki の設定を小林, 船橋で行った. (ロガー: 小林)
{{toc_here}}
[((<ITPASSサーバ構築ドキュメント>)) へ戻る]
= Hikiのページ毎の基本設定
以下では, /home/itpass/hiki に Hiki 用の資源を置くことと仮定し,
このページのような Hiki 環境を整えるのに必要な作業を記す.
Hiki によって作成, 変更される資源は CVS によって管理するようにする.
== Hiki用ディレクトリの作成
Hiki 用のディレクトリを作成する.
(以降では, ユーザは itpass だと仮定しての作業を書いている).
# cd /home/itpass
# mkdir hiki
# chmod 2775 hiki
== hikisetup による初期設定
先ほど修正した hikisetup コマンドを用いて, 必要なファイルを
/home/itpass/hiki 以下にインストールする. データパスはデフォルトのものを選んだ.
# cd /home/itpass/hiki
# hikisetup --lang ja
INFO: hiki basedir is /home/itpass/hiki
Please input data_path [/home/itpass/hiki/data]:
すると, 以下のようなファイル群が作成された.
# tree -a
.
├── .htaccess
├── data
│ └── text
│ ├── FrontPage
│ ├── InterWikiName
│ ├── SideMenu
│ └── TextFormattingRules
├── hiki.cgi
├── hikiconf.rb
└── theme
├── hiki
│ ├── README
│ └── hiki.css
└── hiki_base.css
== ディレクトリ構成の変更とパーミッション設定
ディレクトリ構成は以下のようにする.
/home/itpass/hiki/cgi/ cgi 本体や設定ファイル, テーマを格納
data/ hiki のデータ (展開される場所)
cvsroot/ hiki のデータのリポジトリ
公開の際には, /home/itpass/hiki/cgi に対して
/home/itpass/public_html/hiki というシンボリックリンクをはる.
Web からは http://133.30.109.21/~itpass/hiki へと
アクセスすることで Hiki ページを見ることが出来るようになる.
またパーミッション, 所有者, 所有グループは以下のようにする.
/home/itpass/hiki/ rwxrwsr-x itpass itpass
cgi/ rwxrwsr-x itpass itpass
data/ rwxrwsr-x www-data www-data
cvsroot/ rwxrwsr-x www-data www-data
作業例を以下に述べる. ただし, cvsroot に関しては別途 cvs コマンド
から作成するため, 下記の ((<[ITPASS2010]Hikiのページ毎の基本設定#cvsroot の作成>)) を参照のこと.
=== hikisetup で作成されたファイルの移動
$ cd /home/itpass/hiki
$ mkdir cgi
$ mv .htaccess hiki.cgi hikiconf.rb theme cgi/
$ chmod -R g+w cgi
$ chmod 2775 `find cgi/ -type d`
=== data ディレクトリのパーミッション設定
data ディレクトリ以下は www-data に書き込み/読み込み権限を渡した.
$ sudo chown -R www-data:www-data data
$ sudo chmod -R g+w data
$ sudo chmod 2775 `find data/ -type d`
=== public_html 以下からのシンボリックリンクの作成
$ cd /home/itpass/public_html
$ ln -s ../hiki/cgi hiki
== CVS のインストール
CVS をシステムにインストールする. Debian の場合には cvs パッケージを
インストールすればよい.
# apt-get install cvs
リポジトリの場所を問われた場合, 作成しないと答えた.
(後で別途作成するため).
== cvsroot の作成
Hiki のデータは CVS で管理する. ここでは CVS データを管理するための
CVS レポジトリの作成を行う. 作成は以下のコマンドで可能である.
$ sudo cvs -d /home/itpass/hiki/cvsroot init
作成後, このディレクトリに関しても権限を www-data に渡した.
$ cd /home/itpass/hiki
$ sudo chown -R www-data:www-data cvsroot
$ sudo chmod 2775 `find cvsroot/ -type d`
cvsroot の中身のファイルに関してはグループ書き込み権限は不要である.
(ディレクトリに対しては, 上記のようにグループ書き込み権限が必要である).
== ファイルへのアクセス制御の設定
/usr/local/apache2/etc/httpd.conf の末尾に
<Directory "/home/itpass/public_html/hiki">
AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Indexes Options=ExecCGI,FollowSymlinks
</Directory>
という記述があるかどうか確認した. 違っていたので書き換えた.
(itpassの場合は既に
((<[ITPASS2010]apache2のインストールと設定#設定ファイルの編集>))
で作業したはずなので確認するだけでよい)
== CGI の基本動作のチェック
Apache を再起動 (((<[ITPASS2010]apache2のインストールと設定>))を参照)し,
https://133.30.109.21/~itpass/hiki
へアクセスし, トップページが見えることを確認した.
なお, この初回アクセス時に /home/itpass/hiki/data/
以下に, cache, info.db, text 等のファイルが自動的に
作成されるはずである.
これらに関するパーミッションも再度設定する.
$ cd /home/itpass/hiki
$ sudo chown -R www-data:www-data data
$ sudo chmod -R g+w data
$ sudo chmod 2775 `find data/ -type d`
== RD 形式で記述するための作業
RD 形式で記述できるようにする.
/home/itpass/hiki/cgi/hikiconf.rb の末尾に
# RD 形式で記述するための設定
# header_depth では '=' を <h2> にするよう設定
@style = 'rd+'
@options['rd.header_depth'] = 2
を追加する. header_depth では = を <h2> にするように設定した.
ファイルの書き換えが終われば変更作業は完了である.
https://133.30.109.21/~itpass/hiki
へアクセスしてみる. この際, 「Error! Please edit this page again.」
のようなメッセージが表示される場合には, 一度 data 領域以下を
((<URL:#hikisetup による初期設定>)) の状態に戻す (data および data/backup
以外のファイルやディレクトリを消す) と良い.
当然ながら, まだ CVS 管理していないため, 消したデータは戻らないので,
データを書き溜めた後にこれを行う際には注意せよ.
== 管理者用パスワードの設定
https://133.30.109.21/~itpass/hiki
へアクセスし, 右上の「管理」から環境設定ページへ移動し,
左側の「パスワード」から管理者用パスワードを設定する.
なお, 管理者のアカウント名は admin である. ここでパスワードを設定する
と, 以後管理ページに移動するには右上の「ログイン」ボタンからログインす
る必要がある. その際にはアカウント名 admin と設定したパスワードが必要
になる.
ここで セッションがタイムアウトしたという意味の error が出た為すすめなくなった.
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= Hikiのページ毎の基本設定
以下では, /home/itpass/hiki に Hiki 用の資源を置くことと仮定し,
このページのような Hiki 環境を整えるのに必要な作業を記す.
Hiki によって作成, 変更される資源は CVS によって管理するようにする.
== Hiki用ディレクトリの作成
Hiki 用のディレクトリを作成する.
(以降では, ユーザは itpass だと仮定しての作業を書いている).
# cd /home/itpass
# mkdir hiki
# chmod 2775 hiki
== hikisetup による初期設定
先ほど修正した hikisetup コマンドを用いて, 必要なファイルを
/home/itpass/hiki 以下にインストールする. データパスはデフォルトのものを選んだ.
# cd /home/itpass/hiki
# hikisetup --lang ja
INFO: hiki basedir is /home/itpass/hiki
Please input data_path [/home/itpass/hiki/data]:
すると, 以下のようなファイル群が作成された.
# tree -a
.
├── .htaccess
├── data
│ └── text
│ ├── FrontPage
│ ├── InterWikiName
│ ├── SideMenu
│ └── TextFormattingRules
├── hiki.cgi
├── hikiconf.rb
└── theme
├── hiki
│ ├── README
│ └── hiki.css
└── hiki_base.css
== ディレクトリ構成の変更とパーミッション設定
ディレクトリ構成は以下のようにする.
/home/itpass/hiki/cgi/ cgi 本体や設定ファイル, テーマを格納
data/ hiki のデータ (展開される場所)
cvsroot/ hiki のデータのリポジトリ
公開の際には, /home/itpass/hiki/cgi に対して
/home/itpass/public_html/hiki というシンボリックリンクをはる.
Web からは http://133.30.109.21/~itpass/hiki へと
アクセスすることで Hiki ページを見ることが出来るようになる.
またパーミッション, 所有者, 所有グループは以下のようにする.
/home/itpass/hiki/ rwxrwsr-x itpass itpass
cgi/ rwxrwsr-x itpass itpass
data/ rwxrwsr-x www-data www-data
cvsroot/ rwxrwsr-x www-data www-data
作業例を以下に述べる. ただし, cvsroot に関しては別途 cvs コマンド
から作成するため, 下記の ((<[ITPASS2010]Hikiのページ毎の基本設定#cvsroot の作成>)) を参照のこと.
=== hikisetup で作成されたファイルの移動
$ cd /home/itpass/hiki
$ mkdir cgi
$ mv .htaccess hiki.cgi hikiconf.rb theme cgi/
$ chmod -R g+w cgi
$ chmod 2775 `find cgi/ -type d`
=== data ディレクトリのパーミッション設定
data ディレクトリ以下は www-data に書き込み/読み込み権限を渡した.
$ sudo chown -R www-data:www-data data
$ sudo chmod -R g+w data
$ sudo chmod 2775 `find data/ -type d`
=== public_html 以下からのシンボリックリンクの作成
$ cd /home/itpass/public_html
$ ln -s ../hiki/cgi hiki
== CVS のインストール
CVS をシステムにインストールする. Debian の場合には cvs パッケージを
インストールすればよい.
# apt-get install cvs
リポジトリの場所を問われた場合, 作成しないと答えた.
(後で別途作成するため).
== cvsroot の作成
Hiki のデータは CVS で管理する. ここでは CVS データを管理するための
CVS レポジトリの作成を行う. 作成は以下のコマンドで可能である.
$ sudo cvs -d /home/itpass/hiki/cvsroot init
作成後, このディレクトリに関しても権限を www-data に渡した.
$ cd /home/itpass/hiki
$ sudo chown -R www-data:www-data cvsroot
$ sudo chmod 2775 `find cvsroot/ -type d`
cvsroot の中身のファイルに関してはグループ書き込み権限は不要である.
(ディレクトリに対しては, 上記のようにグループ書き込み権限が必要である).
== ファイルへのアクセス制御の設定
/usr/local/apache2/etc/httpd.conf の末尾に
<Directory "/home/itpass/public_html/hiki">
AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Indexes Options=ExecCGI,FollowSymlinks
</Directory>
という記述があるかどうか確認した. 違っていたので書き換えた.
(itpassの場合は既に
((<[ITPASS2010]apache2のインストールと設定#設定ファイルの編集>))
で作業したはずなので確認するだけでよい)
== CGI の基本動作のチェック
Apache を再起動 (((<[ITPASS2010]apache2のインストールと設定>))を参照)し,
https://133.30.109.21/~itpass/hiki
へアクセスし, トップページが見えることを確認した.
なお, この初回アクセス時に /home/itpass/hiki/data/
以下に, cache, info.db, text 等のファイルが自動的に
作成されるはずである.
これらに関するパーミッションも再度設定する.
$ cd /home/itpass/hiki
$ sudo chown -R www-data:www-data data
$ sudo chmod -R g+w data
$ sudo chmod 2775 `find data/ -type d`
== RD 形式で記述するための作業
RD 形式で記述できるようにする.
/home/itpass/hiki/cgi/hikiconf.rb の末尾に
# RD 形式で記述するための設定
# header_depth では '=' を <h2> にするよう設定
@style = 'rd+'
@options['rd.header_depth'] = 2
を追加する. header_depth では = を <h2> にするように設定した.
ファイルの書き換えが終われば変更作業は完了である.
https://133.30.109.21/~itpass/hiki
へアクセスしてみる. この際, 「Error! Please edit this page again.」
のようなメッセージが表示される場合には, 一度 data 領域以下を
((<URL:#hikisetup による初期設定>)) の状態に戻す (data および data/backup
以外のファイルやディレクトリを消す) と良い.
当然ながら, まだ CVS 管理していないため, 消したデータは戻らないので,
データを書き溜めた後にこれを行う際には注意せよ.
== 管理者用パスワードの設定
https://133.30.109.21/~itpass/hiki
へアクセスし, 右上の「管理」から環境設定ページへ移動し,
左側の「パスワード」から管理者用パスワードを設定する.
なお, 管理者のアカウント名は admin である. ここでパスワードを設定する
と, 以後管理ページに移動するには右上の「ログイン」ボタンからログインす
る必要がある. その際にはアカウント名 admin と設定したパスワードが必要
になる.
ここで セッションがタイムアウトしたという意味の error が出た為すすめなくなった.
[((<ITPASSサーバ構築ドキュメント>)) へ戻る]