IT pass HikiWiki - [Memo2010][ITPASS] tako 構築作業ログ 2 (基本システム) Diff
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10/09/24 に基本システムの設定作業を赤松,河合,佐伯,坂本,高橋(由),藤田で行った.(ロガー: 高橋(由))
{{toc_here}}
= 構築作業用アカウント
== アカウント作成方法
ITPASS サーバでは chikuwaX (X には数字をいれる)
をこの構築作業用のアカウントとする.
また, gate-toroku-system では 1000 〜 29999 のユーザ ID を使用する
ため, ユーザを作成する際には, ユーザ ID を 40000 番台とした.
# adduser chikuwa1 --uid 40001
== テストユーザの削除
OS のインストール時に作成したテストユーザ "test" を uid も含めて削除する.
/etc/deluser.conf を以下のように書き換え
REMOVE_HOME = 1
REMOVE_ALL_FILES = 1
この後,
# deluser test
を行い完全にアカウントを消去した.
== アカウントリスト
以下に, chikuwa アカウントのリストを載せる.
* chikuwa0 (40000): 河合
* chikuwa1 (40001): 藤田
* chikuwa2 (40002): 佐伯
* chikuwa3 (40003): 高橋(由)
* chikuwa4 (40004): 赤松
* chikuwa5 (40005): 坂本
* chikuwa6 (40006): 島津
* chikuwa7 (40007): 山元
* chikuwa8 (40008): 黒田
* chikuwa9 (40009): 井谷
= sudo の設定
== 構築作業用の管理者ユーザの追加
addusr で上記の作業用ユーザを追加した.
== /etc/sudoers の編集
root でログインし, 以下を実行した.
# export EDITOR=vim
# visudo
環境変数 EDITOR に指定されたエディタ (デフォルトは nano)
が立ち上がる.
文末に以下を追加した. 以下, ユーザ名 hoge の場合である.
hoge ALL=(ALL) ALL
保存後、先ほど書き込んだ内容は, 実は /etc/sudoers に書き込まれており,
# less /etc/sudoers
で確認した.
== root になれるかの確認
root 権限を持てるようになった一般ユーザでログインし, 以下を入力する.
$ sudo -s
root になることができた.
= APT の設定
== APT-LINE の修正
* 既にある sources.list を sources.list.org としてコピーする.
# mv /etc/apt/sources.list /etc/apt/sources.list.org
* 新しく sources.list を作成する.
# vi /etc/apt/sources.list
* sources.list には, 以下の内容を記述した.
deb http://cdn.debian.or.jp/debian lenny main contrib non-free
deb-src http://cdn.debian.or.jp/debian lenny main contrib non-free
deb http://security.debian.org/ lenny/updates main contrib non-free
deb-src http://security.debian.org/ lenny/updates main contrib non-free
deb http://www.gfd-dennou.org/arch/cc-env/Linux/debian-dennou lenny/
deb-src http://www.gfd-dennou.org/arch/cc-env/Linux/debian-dennou lenny/
* 1-2 行目 --> debian の基本的パッケージのダウンロード先
* 3-4 行目 --> セキュリティパッチがあたったパッケージのダウンロード先
* 5-6 行目 --> ((<地球流体電脳倶楽部|URL:http://www.gfd-dennou.org>))のソフトウェアのダウンロード先
== GPG 鍵の登録
apt-key によって鍵を登録する. 公開鍵サーバ としては subkeys.pgp.net を用いた.
公開キーには AEE995F4 を用いた.
# gpg --keyserver subkeys.pgp.net --recv-keys AEE995F4
以下のerror がでた.
gpg: 警告: 構成ファイル「/home/chikuwa1/.gnupg/gpg.conf」の安全でない所有者
gpg: オプション・ファイルの許可モードが、安全ではないので, 外部プログラムの呼び出しは、使用禁止です。
gpg: 鍵サーバー通信エラー: 一般的なエラー
gpg: 鍵サーバーからの受信に失敗しました: 一般的なエラー
exit して同じコマンドを二回実行すると成功した。
(2009(おととし) のログを参考にした.)
root になって以下を行った.
# gpg --armor --export AEE995F4 | apt-key add
== セキュリティアップデート
リストの更新を行う.
# apt-get update
セキュリティアップデートを行う
# apt-get upgrade
ここで, カーネルイメージ (linux-image-xxxx という名称のパッケージ) がアップグレードされる場合には, アップグレード終了後に再起動を行う必要があるが,今回は再起動の必要はなかった.
= SSH のインストールと設定
== ssh パッケージのインストール
ssh サーバをインストールした.
# apt-get install openssh-server
== 作業者の公開鍵の設置
パスワード認証を許可する設定のうちに, 作業者の手元の公開鍵を
/home/(username)/.ssh/authorized_keys として保存した.
== パスワード認証の拒否と root ログインの拒否設定
ssh サーバの設定を変更する. 公開鍵認証を有効にし (これがデフォルト),
パスワード認証と PAM を無効にする. また root ログインを無効にする.
# vi /etc/ssh/sshd_config
PermitRootLogin no
:
PasswordAuthentication no
:
UsePAM no
最後に ssh デーモンを再起動した.
# /etc/init.d/ssh restart
= X の設定
GUI 環境で作業するようにするため, X の設定を行う.
以下のコマンドを入力する.
# export LANG=C
# dpkg-reconfigure xserver-xorg
すると, X の設定画面が表示される.
この画面では画面やマウス, キーボードの設定を行なう.
すべてデフォルトのままで設定した.
VGA ドライバとして vesa を指定できないので, /etc/X11/xorg.conf を直接編集する (編集前にバックアップを取っておくと安心).
# vim /etc/X11/xorg.conf
Section "Device"
...
Driver "vesa" <- この部分を他の Section の書き方と同じように書く(行の初めの空白は Tab)
その後, 以下を入力して再起動し,
# shutdown -r now
GUI のログイン画面が立ち上がることを確認した.
= 大容量メモリ対応の確認
== OS が認識しているメモリの確認
$ top
として,
top - 16:46:30 up 19:27, 1 user, load average: 0.00, 0.00, 0.00
Tasks: 74 total, 1 running, 73 sleeping, 0 stopped, 0 zombie
Cpu(s): 0.0%us, 0.2%sy, 0.0%ni, 99.8%id, 0.0%wa, 0.0%hi, 0.0%si, 0.0%st
┌→Mem: 8202488k total, 517048k used, 7685440k free, 76552k buffers
| Swap: 31246344k total, 0k used, 31246344k free, 195388k cached
|
これがメモリサイズを示す部分.
となる. これより, OS が 8GB のメモリを認識していることを確認した.
= 不要なネットワークサービスの停止
== /etc/init.d/ 以下のネットワークサービスの停止
exim4 の再設定を行う.
# export LANG=C
# dpkg-reconfigure exim4-config
設定画面で local delivery only のみになっていることを確認.
他はデフォルトのままにした.
その後, 端末に
Stopping MTA for restart: exim4_listener.
Restarting MTA: exim4.
と表示された.
== その他の /etc/init.d 以下から起動されるネットワークサービスの停止
# cd /etc/rc2.d
# update-rc.d -f portmap remove <- ポート指定サービス
# /etc/init.d/portmap stop
# update-rc.d -f hplip remove <- プリンタソフトウェア
# /etc/init.d/hplip stop
# update-rc.d -f bittorrent remove <- ファイル転送用ソフトウェア
# /etc/init.d/bittorrent stop
# update-rc.d -f cupsys remove <- プリンタ管理サービス
# /etc/init.d/cupsys stop
# update-rc.d -f nfs-common remove <- ファイル共有システム
# /etc/init.d/nfs-common stop
ただし, 以下のサービスはファイルが存在しなかったが,一応上記のコマンドを実行しておくこと.
hplip, bittorrent, cupsys
== /usr/sbin/inetd によって起動されるネットワークサービスの停止
/etc/inetd.conf を編集して不必要なサービスが上がらないようにする.
# vi /etc/inetd.conf
全てコメントアウトし, inetd のプロセスを再起動した.
# /etc/init.d/openbsd-inetd restart
起動するインターネットサービスがないと言われた(当たり前).
= 時刻の設定
コンピュータ内の時刻を定常的に正しくしておくための設定を行う.
== ntpdate パッケージのインストール
まず, 以下のコマンドで ntpdate パッケージをインストールした.
# apt-get install ntpdate
== 時刻の修正(手動)
次に, 以下のコマンドで時刻を修正します. コマンド入力後しばらくすると NTP (Network Time Protocol) サーバより返答が返り, 時刻が修正される.
# /usr/sbin/ntpdate-debian
下記のように date コマンドで時刻が正しくなっていることを確認した.
== CRONの設定
次に, 上記のような時刻修正コマンドを毎日実行するための設定を行う.
# vi /etc/cron.daily/ntpdate
この ntpdate ファイルには以下のように書き込んだ.
#!/bin/sh
/usr/sbin/ntpdate-debian > /dev/null 2>&1
最後に, このファイルのパーミッションを以下のように設定した.
# chmod 755 /etc/cron.daily/ntpdate
= パスの設定
設定する必要はなかったが,zsh までの作業を一度行ってしまい,その後もとに戻した.
== PATH の設定
=== sh, bash
/etc/profile の((*末尾*))に以下の記述を追記する.
if [ -f /etc/bash.bashrc ]; then
. /etc/bash.bashrc
fi
/etc/bash.bashrc の((*冒頭*))に以下の記述を追加する.
# add PATH for local installed softwares
PATH="${PATH}:<一般ユーザ用コマンドのパス>"
# add PATH for local installed softwares (for root)
if [ "`id -u`" -eq 0 ]; then
PATH="${PATH}:<システム管理用コマンドのパス>"
fi
export PATH
=== csh, tcsh
そのままだと日本語は化けるので
# export LANG=ja_JP.UTF-8
/etc/csh.cshrc の((*冒頭*))に以下の記述を追加. コピペだと
# add PATH for local installed softwares
set path = ($path /usr/local/bin /usr/bin /bin <一般ユーザ用コマンドのパス>)
# add PATH for local installed softwares (for root)
if ( "`id -u`" == 0 ) then
set path = ($path /usr/local/sbin /usr/sbin /sbin <システム管理用コマンドのパス>)
endif
=== zsh←デフォルトで入ってない
/etc/zsh/zshenv の ((*末尾*)) に以下の記述を追加.
# add PATH for local installed softwares
export PATH=<一般ユーザ用コマンドのパス>:$PATH
# add PATH for local installed softwares (for root)
if [ "`id -u`" -eq 0 ]; then
export PATH=<システム管理用コマンドのパス>:$PATH
fi
# delete duplicated path setting
typeset -U path
= 導入されている debian パッケージの引き継ぎ
== 古いマシンでのインストールパッケージリスト作成
old に install されている debian パッケージの一覧を取得する.
[old] $ dpkg --get-selections > old_list.txt
== リストを新しいマシンへ転送
リストが作成し, ファイルを new へ送った.
== リストを元にインストール
new において, old で導入されているパッケージに対して
「install」を設定する
[new] $ sudo -s
[new] # dpkg --set-selections < old_list.txt
実際に install する
[new] # apt-get dselect-upgrade
インストール中に以下のような質問が表示される.
* 質問 1
popularity-contest を設定しています
Debian パッケージ利用調査に参加しますか?
いいえを選択した.
* パッケージの設定
Samba Server
ワークグループ/ドメイン名
WORKGROUP
を指定した. また,
DHCP から WINS 設定を使うよう smb.conf を変更しますか?
いいえ
を選択した.
途中以下のエラーが 10 回ほど出た.
error: NetworkManager アプレットは必要なリソースを見つけることができませんでした。
続行できません。
* sun-java5-jre
ライセンスに同意しますか
します
を選択した. さらに
top directory:[/home]
top directiory title[/home]…
などと聞かれたのでデフォルトのままにした.
== gnome の再インストール
パッケージの引き継ぎを行うとき,
[new] # apt-get dselect-upgrade
を行うと, gnome 関連のパッケージが削除されるので, 引き継ぎ終了と同時に,
# apt-get install gnome
を行う. この後, 再起動を行った.
= システムの文字コード設定
デフォルトでは文字コードが UTF-8 にしか対応していないため,
EUC にも対応するようにする.
# vi /etc/locale.gen
末尾に "ja_JP.EUC-JP EUC-JP" を追記する (引用符部分は書かない).
以下のコマンドで言語設定をシステムに反映させる.
# locale-gen
すると, 以下のような表記が得られた.
Generating locales (this might take a while)...
ja_JP.UTF-8... done
ja_JP.UTF-8... done ← マニュアルより一つ多かった.
ja_JP.EUC-JP... done
Generation complete.
locale で確認した.
[((<ITPASSサーバ構築ドキュメント>))へ戻る]
{{toc_here}}
= 構築作業用アカウント
== アカウント作成方法
ITPASS サーバでは chikuwaX (X には数字をいれる)
をこの構築作業用のアカウントとする.
また, gate-toroku-system では 1000 〜 29999 のユーザ ID を使用する
ため, ユーザを作成する際には, ユーザ ID を 40000 番台とした.
# adduser chikuwa1 --uid 40001
== テストユーザの削除
OS のインストール時に作成したテストユーザ "test" を uid も含めて削除する.
/etc/deluser.conf を以下のように書き換え
REMOVE_HOME = 1
REMOVE_ALL_FILES = 1
この後,
# deluser test
を行い完全にアカウントを消去した.
== アカウントリスト
以下に, chikuwa アカウントのリストを載せる.
* chikuwa0 (40000): 河合
* chikuwa1 (40001): 藤田
* chikuwa2 (40002): 佐伯
* chikuwa3 (40003): 高橋(由)
* chikuwa4 (40004): 赤松
* chikuwa5 (40005): 坂本
* chikuwa6 (40006): 島津
* chikuwa7 (40007): 山元
* chikuwa8 (40008): 黒田
* chikuwa9 (40009): 井谷
= sudo の設定
== 構築作業用の管理者ユーザの追加
addusr で上記の作業用ユーザを追加した.
== /etc/sudoers の編集
root でログインし, 以下を実行した.
# export EDITOR=vim
# visudo
環境変数 EDITOR に指定されたエディタ (デフォルトは nano)
が立ち上がる.
文末に以下を追加した. 以下, ユーザ名 hoge の場合である.
hoge ALL=(ALL) ALL
保存後、先ほど書き込んだ内容は, 実は /etc/sudoers に書き込まれており,
# less /etc/sudoers
で確認した.
== root になれるかの確認
root 権限を持てるようになった一般ユーザでログインし, 以下を入力する.
$ sudo -s
root になることができた.
= APT の設定
== APT-LINE の修正
* 既にある sources.list を sources.list.org としてコピーする.
# mv /etc/apt/sources.list /etc/apt/sources.list.org
* 新しく sources.list を作成する.
# vi /etc/apt/sources.list
* sources.list には, 以下の内容を記述した.
deb http://cdn.debian.or.jp/debian lenny main contrib non-free
deb-src http://cdn.debian.or.jp/debian lenny main contrib non-free
deb http://security.debian.org/ lenny/updates main contrib non-free
deb-src http://security.debian.org/ lenny/updates main contrib non-free
deb http://www.gfd-dennou.org/arch/cc-env/Linux/debian-dennou lenny/
deb-src http://www.gfd-dennou.org/arch/cc-env/Linux/debian-dennou lenny/
* 1-2 行目 --> debian の基本的パッケージのダウンロード先
* 3-4 行目 --> セキュリティパッチがあたったパッケージのダウンロード先
* 5-6 行目 --> ((<地球流体電脳倶楽部|URL:http://www.gfd-dennou.org>))のソフトウェアのダウンロード先
== GPG 鍵の登録
apt-key によって鍵を登録する. 公開鍵サーバ としては subkeys.pgp.net を用いた.
公開キーには AEE995F4 を用いた.
# gpg --keyserver subkeys.pgp.net --recv-keys AEE995F4
以下のerror がでた.
gpg: 警告: 構成ファイル「/home/chikuwa1/.gnupg/gpg.conf」の安全でない所有者
gpg: オプション・ファイルの許可モードが、安全ではないので, 外部プログラムの呼び出しは、使用禁止です。
gpg: 鍵サーバー通信エラー: 一般的なエラー
gpg: 鍵サーバーからの受信に失敗しました: 一般的なエラー
exit して同じコマンドを二回実行すると成功した。
(2009(おととし) のログを参考にした.)
root になって以下を行った.
# gpg --armor --export AEE995F4 | apt-key add
== セキュリティアップデート
リストの更新を行う.
# apt-get update
セキュリティアップデートを行う
# apt-get upgrade
ここで, カーネルイメージ (linux-image-xxxx という名称のパッケージ) がアップグレードされる場合には, アップグレード終了後に再起動を行う必要があるが,今回は再起動の必要はなかった.
= SSH のインストールと設定
== ssh パッケージのインストール
ssh サーバをインストールした.
# apt-get install openssh-server
== 作業者の公開鍵の設置
パスワード認証を許可する設定のうちに, 作業者の手元の公開鍵を
/home/(username)/.ssh/authorized_keys として保存した.
== パスワード認証の拒否と root ログインの拒否設定
ssh サーバの設定を変更する. 公開鍵認証を有効にし (これがデフォルト),
パスワード認証と PAM を無効にする. また root ログインを無効にする.
# vi /etc/ssh/sshd_config
PermitRootLogin no
:
PasswordAuthentication no
:
UsePAM no
最後に ssh デーモンを再起動した.
# /etc/init.d/ssh restart
= X の設定
GUI 環境で作業するようにするため, X の設定を行う.
以下のコマンドを入力する.
# export LANG=C
# dpkg-reconfigure xserver-xorg
すると, X の設定画面が表示される.
この画面では画面やマウス, キーボードの設定を行なう.
すべてデフォルトのままで設定した.
VGA ドライバとして vesa を指定できないので, /etc/X11/xorg.conf を直接編集する (編集前にバックアップを取っておくと安心).
# vim /etc/X11/xorg.conf
Section "Device"
...
Driver "vesa" <- この部分を他の Section の書き方と同じように書く(行の初めの空白は Tab)
その後, 以下を入力して再起動し,
# shutdown -r now
GUI のログイン画面が立ち上がることを確認した.
= 大容量メモリ対応の確認
== OS が認識しているメモリの確認
$ top
として,
top - 16:46:30 up 19:27, 1 user, load average: 0.00, 0.00, 0.00
Tasks: 74 total, 1 running, 73 sleeping, 0 stopped, 0 zombie
Cpu(s): 0.0%us, 0.2%sy, 0.0%ni, 99.8%id, 0.0%wa, 0.0%hi, 0.0%si, 0.0%st
┌→Mem: 8202488k total, 517048k used, 7685440k free, 76552k buffers
| Swap: 31246344k total, 0k used, 31246344k free, 195388k cached
|
これがメモリサイズを示す部分.
となる. これより, OS が 8GB のメモリを認識していることを確認した.
= 不要なネットワークサービスの停止
== /etc/init.d/ 以下のネットワークサービスの停止
exim4 の再設定を行う.
# export LANG=C
# dpkg-reconfigure exim4-config
設定画面で local delivery only のみになっていることを確認.
他はデフォルトのままにした.
その後, 端末に
Stopping MTA for restart: exim4_listener.
Restarting MTA: exim4.
と表示された.
== その他の /etc/init.d 以下から起動されるネットワークサービスの停止
# cd /etc/rc2.d
# update-rc.d -f portmap remove <- ポート指定サービス
# /etc/init.d/portmap stop
# update-rc.d -f hplip remove <- プリンタソフトウェア
# /etc/init.d/hplip stop
# update-rc.d -f bittorrent remove <- ファイル転送用ソフトウェア
# /etc/init.d/bittorrent stop
# update-rc.d -f cupsys remove <- プリンタ管理サービス
# /etc/init.d/cupsys stop
# update-rc.d -f nfs-common remove <- ファイル共有システム
# /etc/init.d/nfs-common stop
ただし, 以下のサービスはファイルが存在しなかったが,一応上記のコマンドを実行しておくこと.
hplip, bittorrent, cupsys
== /usr/sbin/inetd によって起動されるネットワークサービスの停止
/etc/inetd.conf を編集して不必要なサービスが上がらないようにする.
# vi /etc/inetd.conf
全てコメントアウトし, inetd のプロセスを再起動した.
# /etc/init.d/openbsd-inetd restart
起動するインターネットサービスがないと言われた(当たり前).
= 時刻の設定
コンピュータ内の時刻を定常的に正しくしておくための設定を行う.
== ntpdate パッケージのインストール
まず, 以下のコマンドで ntpdate パッケージをインストールした.
# apt-get install ntpdate
== 時刻の修正(手動)
次に, 以下のコマンドで時刻を修正します. コマンド入力後しばらくすると NTP (Network Time Protocol) サーバより返答が返り, 時刻が修正される.
# /usr/sbin/ntpdate-debian
下記のように date コマンドで時刻が正しくなっていることを確認した.
== CRONの設定
次に, 上記のような時刻修正コマンドを毎日実行するための設定を行う.
# vi /etc/cron.daily/ntpdate
この ntpdate ファイルには以下のように書き込んだ.
#!/bin/sh
/usr/sbin/ntpdate-debian > /dev/null 2>&1
最後に, このファイルのパーミッションを以下のように設定した.
# chmod 755 /etc/cron.daily/ntpdate
= パスの設定
設定する必要はなかったが,zsh までの作業を一度行ってしまい,その後もとに戻した.
== PATH の設定
=== sh, bash
/etc/profile の((*末尾*))に以下の記述を追記する.
if [ -f /etc/bash.bashrc ]; then
. /etc/bash.bashrc
fi
/etc/bash.bashrc の((*冒頭*))に以下の記述を追加する.
# add PATH for local installed softwares
PATH="${PATH}:<一般ユーザ用コマンドのパス>"
# add PATH for local installed softwares (for root)
if [ "`id -u`" -eq 0 ]; then
PATH="${PATH}:<システム管理用コマンドのパス>"
fi
export PATH
=== csh, tcsh
そのままだと日本語は化けるので
# export LANG=ja_JP.UTF-8
/etc/csh.cshrc の((*冒頭*))に以下の記述を追加. コピペだと
# add PATH for local installed softwares
set path = ($path /usr/local/bin /usr/bin /bin <一般ユーザ用コマンドのパス>)
# add PATH for local installed softwares (for root)
if ( "`id -u`" == 0 ) then
set path = ($path /usr/local/sbin /usr/sbin /sbin <システム管理用コマンドのパス>)
endif
=== zsh←デフォルトで入ってない
/etc/zsh/zshenv の ((*末尾*)) に以下の記述を追加.
# add PATH for local installed softwares
export PATH=<一般ユーザ用コマンドのパス>:$PATH
# add PATH for local installed softwares (for root)
if [ "`id -u`" -eq 0 ]; then
export PATH=<システム管理用コマンドのパス>:$PATH
fi
# delete duplicated path setting
typeset -U path
= 導入されている debian パッケージの引き継ぎ
== 古いマシンでのインストールパッケージリスト作成
old に install されている debian パッケージの一覧を取得する.
[old] $ dpkg --get-selections > old_list.txt
== リストを新しいマシンへ転送
リストが作成し, ファイルを new へ送った.
== リストを元にインストール
new において, old で導入されているパッケージに対して
「install」を設定する
[new] $ sudo -s
[new] # dpkg --set-selections < old_list.txt
実際に install する
[new] # apt-get dselect-upgrade
インストール中に以下のような質問が表示される.
* 質問 1
popularity-contest を設定しています
Debian パッケージ利用調査に参加しますか?
いいえを選択した.
* パッケージの設定
Samba Server
ワークグループ/ドメイン名
WORKGROUP
を指定した. また,
DHCP から WINS 設定を使うよう smb.conf を変更しますか?
いいえ
を選択した.
途中以下のエラーが 10 回ほど出た.
error: NetworkManager アプレットは必要なリソースを見つけることができませんでした。
続行できません。
* sun-java5-jre
ライセンスに同意しますか
します
を選択した. さらに
top directory:[/home]
top directiory title[/home]…
などと聞かれたのでデフォルトのままにした.
== gnome の再インストール
パッケージの引き継ぎを行うとき,
[new] # apt-get dselect-upgrade
を行うと, gnome 関連のパッケージが削除されるので, 引き継ぎ終了と同時に,
# apt-get install gnome
を行う. この後, 再起動を行った.
= システムの文字コード設定
デフォルトでは文字コードが UTF-8 にしか対応していないため,
EUC にも対応するようにする.
# vi /etc/locale.gen
末尾に "ja_JP.EUC-JP EUC-JP" を追記する (引用符部分は書かない).
以下のコマンドで言語設定をシステムに反映させる.
# locale-gen
すると, 以下のような表記が得られた.
Generating locales (this might take a while)...
ja_JP.UTF-8... done
ja_JP.UTF-8... done ← マニュアルより一つ多かった.
ja_JP.EUC-JP... done
Generation complete.
locale で確認した.
[((<ITPASSサーバ構築ドキュメント>))へ戻る]