IT pass HikiWiki - [ITPASS2016]サーバ交換作業 (tako) Diff
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{{toc_here}}
= 当日作業
== 概要
大まかな作業内容は以下の通りである.
* 前半 (root パスワード保持者が中心になって行う)
* プロセスやサービスの停止
* 一時的に root ログインを許可して, 必要なファイルを転送
* 後半 (全員で行う)
* ホスト名・IP アドレスの交換後, ネットワーク再起動
* 各種サービスの設定変更後, OS 再起動
* サービスなどの動作確認
特に記述がない限り, ひとつの phase 内の全作業が
完了してから次の phase に進むようにすること.
また同一 phase 内に複数項目
(Hiki ソースでの "===" の項目)
がある場合は複数人で同時に行ってもよい.
== phase 0
* サーバ交換中は Hiki 上のマニュアルを参照できなくなるため,
作業者は予めサーバ交換マニュアルを手元に保存しておく.
* サーバ交換マニュアルから引用されているページについても忘れないように.
* Hiki ページの印刷は推奨されない. 長いコマンドなどが切れてしまうため.
== phase 1 (入替え開始)
ここでは並行できる作業が少ないため.
一部の作業メンバーでスタートする.
((*作業メンバーには, tako, ika の root パスワードを
持っている人を含めるようにする*))
(ika の root パスワード保持者は念のため).
=== ika, tako のログインユーザの削除, プロセスの削除, サービスの停止
((<[ITPASS2014]サーバ再起動手順>)) を参考に, tako のログインユーザの削除, プロセスの削除, サービスの停止を行う.
機器のアンマウントや再起動まではしない.
== phase 2 (tako の root ログイン許可)
=== tako の root ログイン許可
tako において一時的に root ログインを許可する.
方法は((<[ITPASS2014]root ログインの許可・禁止>))を参考にする.
== phase 3 (ika から tako へ各種データをコピー)
((*この phase の作業には tako の root パスワードが必要*)).
scp コマンドで移す際には, パーミッションやグループ等の設定を変えてしまわないように注意 (オプション p の使用).
=== ika から tako へ /home 領域を rsync
特に作業はない.
=== ika から tako へ各種設定ファイルをコピー
* ika から tako へ cron の設定ファイルをコピー
ika# scp -p -r /var/spool/cron/crontabs root@tako-itpass:/var/spool/cron/
/var/spool/cron/ 以下のパーミッションと所有者, グループがika と同じになっているか確認する.
* ika から tako へ popauth の設定ファイル /usr/local/qpopper/pop.auth をコピーする.
ika# cd /usr/local/qpopper/
ika# cp pop.auth pop.auth.20141126
ika# scp -p /usr/local/qpopper/pop.auth root@tako-itpass:/usr/local/qpopper/
* tako の /etc/shadow を /etc/shadow.YYYYMMDD (YYYYMMDD は今日の日付) にバックアップする.
tako# cd /etc
tako# cp shadow shadow.20161205
* ssh, diff コマンドを組み合わせて ika と tako の /etc/shadow を比較する.
ika# ssh root@tako-itpass cat /etc/shadow | diff - /etc/shadow
* 上記の出力の結果
tako 側の /etc/shadow に書かれていない UID のうち 1000 ~ 29999 までのものがあるか確認する.
== phase 4 (root ログイン禁止)
=== tako の root ログイン禁止
* /home 領域の rsync が終わっていることを確認する
* tako に対する root ログインが必要な作業が終わっていれば, ((<[ITPASS2014]root ログインの許可・禁止>))を参考に root ログインを禁止した状態に戻す.
* 念の為 ssh を再起動する.
== phase 5 (tako, ika の交換: 設定ファイルの変更)
特に作業はなかった.
== phase 6 (tako, ika の交換: ネットワークの再起動)
=== ネットワークの再起動
旧 tako でネットワークを再起動する.
# /etc/init.d/networking restart
以下からは新 tako のマニュアルである.
== phase 7 (サービスの設定変更)
特に作業はなかった
== phase 8 (OS 再起動)
tako の OS を再起動する.
# reboot
== phase 9 以降
特に作業はなかった
{{toc_here}}
= 当日作業
== 概要
大まかな作業内容は以下の通りである.
* 前半 (root パスワード保持者が中心になって行う)
* プロセスやサービスの停止
* 一時的に root ログインを許可して, 必要なファイルを転送
* 後半 (全員で行う)
* ホスト名・IP アドレスの交換後, ネットワーク再起動
* 各種サービスの設定変更後, OS 再起動
* サービスなどの動作確認
特に記述がない限り, ひとつの phase 内の全作業が
完了してから次の phase に進むようにすること.
また同一 phase 内に複数項目
(Hiki ソースでの "===" の項目)
がある場合は複数人で同時に行ってもよい.
== phase 0
* サーバ交換中は Hiki 上のマニュアルを参照できなくなるため,
作業者は予めサーバ交換マニュアルを手元に保存しておく.
* サーバ交換マニュアルから引用されているページについても忘れないように.
* Hiki ページの印刷は推奨されない. 長いコマンドなどが切れてしまうため.
== phase 1 (入替え開始)
ここでは並行できる作業が少ないため.
一部の作業メンバーでスタートする.
((*作業メンバーには, tako, ika の root パスワードを
持っている人を含めるようにする*))
(ika の root パスワード保持者は念のため).
=== ika, tako のログインユーザの削除, プロセスの削除, サービスの停止
((<[ITPASS2014]サーバ再起動手順>)) を参考に, tako のログインユーザの削除, プロセスの削除, サービスの停止を行う.
機器のアンマウントや再起動まではしない.
== phase 2 (tako の root ログイン許可)
=== tako の root ログイン許可
tako において一時的に root ログインを許可する.
方法は((<[ITPASS2014]root ログインの許可・禁止>))を参考にする.
== phase 3 (ika から tako へ各種データをコピー)
((*この phase の作業には tako の root パスワードが必要*)).
scp コマンドで移す際には, パーミッションやグループ等の設定を変えてしまわないように注意 (オプション p の使用).
=== ika から tako へ /home 領域を rsync
特に作業はない.
=== ika から tako へ各種設定ファイルをコピー
* ika から tako へ cron の設定ファイルをコピー
ika# scp -p -r /var/spool/cron/crontabs root@tako-itpass:/var/spool/cron/
/var/spool/cron/ 以下のパーミッションと所有者, グループがika と同じになっているか確認する.
* ika から tako へ popauth の設定ファイル /usr/local/qpopper/pop.auth をコピーする.
ika# cd /usr/local/qpopper/
ika# cp pop.auth pop.auth.20141126
ika# scp -p /usr/local/qpopper/pop.auth root@tako-itpass:/usr/local/qpopper/
* tako の /etc/shadow を /etc/shadow.YYYYMMDD (YYYYMMDD は今日の日付) にバックアップする.
tako# cd /etc
tako# cp shadow shadow.20161205
* ssh, diff コマンドを組み合わせて ika と tako の /etc/shadow を比較する.
ika# ssh root@tako-itpass cat /etc/shadow | diff - /etc/shadow
* 上記の出力の結果
tako 側の /etc/shadow に書かれていない UID のうち 1000 ~ 29999 までのものがあるか確認する.
== phase 4 (root ログイン禁止)
=== tako の root ログイン禁止
* /home 領域の rsync が終わっていることを確認する
* tako に対する root ログインが必要な作業が終わっていれば, ((<[ITPASS2014]root ログインの許可・禁止>))を参考に root ログインを禁止した状態に戻す.
* 念の為 ssh を再起動する.
== phase 5 (tako, ika の交換: 設定ファイルの変更)
特に作業はなかった.
== phase 6 (tako, ika の交換: ネットワークの再起動)
=== ネットワークの再起動
旧 tako でネットワークを再起動する.
# /etc/init.d/networking restart
以下からは新 tako のマニュアルである.
== phase 7 (サービスの設定変更)
特に作業はなかった
== phase 8 (OS 再起動)
tako の OS を再起動する.
# reboot
== phase 9 以降
特に作業はなかった