[TEBIKI]Hikiの編集ユーザのパスワード設定

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ITPASS サーバ 上の Hiki を編集するためのユーザの追加(作成)や パスワードの設定/変更の方法を説明します.

ユーザの追加(作成)

Hiki を編集するためのユーザは ITPASS サーバのユーザであり, ログイン名も ITPASS サーバと同じものを用います. ただし, Hiki を編集するためには以下の グループへの追加パスワードの設定 を行う必要があります.

グループへの追加

書き込みを行う Hiki の所有グループのメンバーに自分のアカウントを 加えてもらう必要があります. 例えば <URL:/~epalab/hiki> を編集する場合には epalab グループ, <URL:/~itpass/hiki> を編集する場合には itpass グループのメンバーでなければなりません.

自分がグループに含まれているかどうかは, ITPASS サーバ上で 以下のコマンドを用いることで調べることができます. 以下は itpass グループに自分が含まれているか確認する場合の例です.

$ gate-user-show itpass |grep member

member: hoge hero foo ....

この, member の後ろに自分のログイン名が表示されればグループに含まれています. その場合は下記の パスワードの設定 以下の作業を 行ってください.

含まれていない場合は, 保証人にログイン名とグループに加えて欲しい旨を連絡してください. 保証人のログイン名は以下のようにして調べることが可能です.

$ gate-user-show itpass |grep hosyounin

hosyounin: boss

この場合は boss アカウントを所有する人が保証人です.

パスワードの設定

パスワードの設定は以下のように行います. (ITPASS サーバ上の全ての Hiki ページ (研究室ページ <URL:/~epalab/hiki> や ITpass のページ <URL:/~itpass/hiki> ) には, ここで述べる方法で 設定した同一のパスワードを用います.)

"<loginname>" はそれぞれ自身の ログイン名に置き換えてください. (実際にコマンドを入力する際には "<" や ">" は不要です).

$ htpasswd -cd ~<loginname>/.hiki-passwd <loginname>

New password: (パスワードを入力)
Re-type new password: (確認のため, 再度パスワードを入力)

入力後 "Updating password for user XXXXXXX" と表示されたら パスワードの設定は成功です. エラーメッセージが表示されたら 再度試みてください. なお, パスワードとして有効なのは 8 文字までです.

これにより ~<loginname>/.hiki-passwd ファイルにパスワードが 格納されます. 既に .hiki-passwd が作成済みの場合には -c オプションは不要です. 以下のようにコマンド入力し, パスワードの設定を行ってください.

$ htpasswd -d ~<loginname>/.hiki-passwd <loginname>

パスワードの Hiki 設定ファイルへの反映は毎日夜中に行っているため, パスワードファイルを作成したら, 翌日に Hiki の CGI から ログインできることを確認してください (詳しいことを知りたい場合は [EPA]Hikiのページ毎の基本設定#編集ユーザのパスワードを各自で設定可能にする を参照してください).

パスワードの変更

パスワードを変更する場合には, パスワードの設定 と同様の作業を行い, ~/.hiki-passwd ファイルを更新してください. この場合も翌日には 反映されるため, 翌日にはパスワードが変更されていることを Hiki の CGI からログインして確認してください.

ユーザの削除

自身を Hiki の編集可能なユーザのリストから削除するには, グループの保証人にログイン名と削除して欲しい旨を連絡してください.