[ITPASS2014]debianパッケージの引き継ぎ

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マシン old に導入されている debian パッケージを全てマシン new に導入する方法を示す.

old に install されている debian パッケージの一覧を取得する.

[old] $ dpkg --get-selections > old_list.txt

リストを参照して, 古いカーネルなど, 明らかに不要なものはリストから削除すること.

リストが作成されたら, ファイルを new へ送る(公開鍵認証でログインする必要があるため, 下記のコマンドで転送できるかは 設定による). tako で鍵を作って作業をするとよい.

[old] $ scp old_list.txt chikuwaXX@new:

new において, old で導入されているパッケージに対して 「install」を設定する

[new] $ sudo -s
[new] # dpkg --set-selections < old_list.txt

実際に install する

[new] # apt-get dselect-upgrade

インストール中に以下のような質問が表示される. 順番はこの通りとは限らない. またこれ以外にも質問が表示される可能性がある. 適宜対応のこと.

• 質問 1

  popularity-contest を設定しています
  
  Debian パッケージ利用調査に参加しますか？

  いいえを選択する.

• 質問 2

  console-data を設定しています

  了解を選択

この後の質問には キーマップをいじらない のままで了解を選択

• パッケージの設定

  Samba Server
  
  ワークグループ/ドメイン名
  
  WORKGROUP

  を指定する. また,

  DHCP から WINS 設定を使うよう smb.conf を変更しますか？
  
  いいえ

  を選択する.

• sun-java5-jre

  ライセンスに同意しますか
  
  します

  を選択する.

• grub のアップグレードに関する表示

  了解を選択.

なお, 期待されるパッケージの数が少なすぎる場合は tako を再起動するとうまくいくことがある( 2014 年度)

gnome の再インストール (必要に応じ)

パッケージの引き継ぎを行うとき,

[new] # apt-get dselect-upgrade

を行うと, gnome 関連のパッケージが削除されることがある.

もしそうなってしまった場合は引き継ぎ終了と同時に,

# apt-get install gnome

を行う. この後, 再起動を行う.

GNOME をデフォルトで立ち上げない

以下のコマンドで起動時に CUI のログイン画面になるようにする.

# insserv -r gdm3

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